「バーソは自由に」

考え方はいろいろあるから面白い。

 クレオパトラは知性と話術で歴史を動かした。 

絶世の美女クレオパトラは、本当は肌の色が黒いエジプト人だった。
ブ―――ッ、違う。クレオパトラはギリシア人である。

エキゾチックな容貌だったようにも思えるが、顔はギリシア彫刻を思い出せばいい。
白人顔をした映画俳優のキリストはおかしいが、クレオパトラならいいのだ。

なぜギリシア人がエジプトのファラオ(王)になったのか?
西暦前332年、古代エジプトはギリシア人のアレクサンダー大王により滅ぼされた。
大王は祝宴中、蜂に刺されて倒れ、「最強の者が帝国を継承せよ」との遺言を残す。

将軍たちが覇を争い、プトレマイオス将軍がエジプトを支配するようになるのだが、
そのプトレマイオス王朝の最後のファラオがクレオパトラ(7世)というわけだ。

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ヴィヴィアン・リー『シーザーとクレオパトラ』1945

 素人と玄人、アマとプロの違いとは? 

昔、「一億総白痴化」だと言った評論家がいた。
ラジオやテレビは「紙芝居以下の白痴番組が毎日ずらりと列んでいる」という意味だ。

この「一億総何々」という言い方は、日本人の集団主義心性を表すという見方がある。
戦時中は「一億玉砕」「出せ一億の底力」と煽られ、敗戦後は「一億総懺悔」と言われ、
高度成長期には「一億総中流」、2015年には「一億総活躍」という言葉が作られた。

「見せましょう 野球の底力を」のスローガンも、野球≒一億総のニュアンスがある。
 (※東日本大震災の復興支援慈善試合の前に手嶋基宏選手がスピーチした言葉)

vallo0.jpgby Felix Edouard Vallotton

誰もがブログやTwitter、Facebookなどで気軽に自説や自作を発表している今は、
「一億総プロフェッショナル」時代になっているとは言えないか。

 大麻(マリファナ)と大麻取締法の利害関係。 

時々、芸能人が大麻(マリファナ)を数グラム持っていたとして逮捕される。
薬物だ常習だ重罪だと大騒ぎされ、マスコミや世間から袋叩きにされる。

しかし大麻は、酒やタバコより習慣性や健康上の危険があるものではない。
各種産業分野で、そして医療用にも非常に有用な農産物のようだ。
大麻を栽培して活用すれば、自然環境によく、経済効果を高める利点もある。

今回は、大麻は悪魔の薬物ではなく、人類の益にもなる植物だという話です。

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(ポール・マッカートニーは1980年1月、コンサートのために来日した際、
大麻の所持により成田で手錠を掛けられ、9日間拘置されたあと強制送還された)


※念のために断っておくが、私は大麻を吸いたい気持ちなど微塵もない。
この記事は単に正しい情報を分かち合いだけに過ぎない。
じつは大麻取締法は国民の健康な生活ではなく、ある人たちの利益を考えて
制定された悪法のようなのだ。

 ネコはネズミを獲らなくても、良いネコだ。 

『序』
猫をもらってきた人が、いい名前を付けてやりたいと思い、
「なんか強そうな名前はねぇかい」と友だちに相談しました。

「そうだな、猫族の中で一番強いのは、なんたって虎だからな。
虎ってのはどうだい」
―――じゃあ、この猫の名、トラか。

「いや、虎より竜のほうが強いな。昔から竜虎の争いと言って、
虎より竜の方が上だからな」
―――じゃあ、この猫、リュウか。

「いや、竜より雲のほうが強いな。竜は雲をつかんで空へ登る
ってえから、雲がなければ竜は空へ登れねぇ」
―――じゃあ、この猫、クモか。

「いや、雲より風のほうが強いな。吹き飛ばしちまうからな」
―――じゃあ、この猫、カゼか。

「風より壁のほうが強いな。風、防いじゃうもの」
―――じゃあ、この猫、カベか。

「壁より鼠のほうが強いじゃねぇか。かじって穴 開けちまうもの」
―――じゃあ、この猫、ネズミか。

「ねずみより猫のほうが強いな。捕まえて食うじゃねぇか」
―――じゃあ、この猫、ネコだ。


ねこピアノ
特に「レ・ミ・ファ」を好み、気まぐれで半音も弾くピアノ弾きの「ノラ」

人の考えは結局は堂々巡り。ドレミファと弾いていけば、またドが出てきます。
今回は、ネコ好きの方と人間好きの方に、良いニャンコと良い人の話です。

 見えないものを、理性で、心で、感覚で、見る。 

「二枚目男子と三枚目男子、どちらのほうが好きですか?」
 と、20~30代の女性にリサーチしたら、※1
「二枚目がいい」が24%、「三枚目がいい」が76%という結果が出たそうだ。

若い女性が「三枚目のほうがいい」と3倍も思う理由は、
「変に自分を作ったりせず、素のままの自分でいられるから」
「二枚目は近づきにくいが、三枚目は笑わせてもらえそう」
「付き合ったあと、彼の女性関係を心配せずにすむ」

うーむ、意外に二枚目はモテないようだ。
そうか、私が過去そうであった原因は、女性に心配をさせていたのか。(笑)

しかし三枚目でも、才能や財産があるか著名であることが必須条件だろう。
うーむ、私が現在そうである原因は、そういうことだったのか。(笑)

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ルネ・マグリット『恋人たち』1928

今回は、理知的な人は外を見て、感覚的な人は内を見る?という話です。

 閻魔は地蔵と同じであり、悪魔とはだいぶ違う。 

地獄の王と言えば、東に「閻魔エンマ」、西に「悪魔」がいる。
魔界だか心の闇だかに住まっているそうで、あまりお会いしたくない方々だ。

「地蔵」という菩薩がいる。石像になり、あちこちの路傍で独りさみしげに
立っている。東京・巣鴨のとげぬき地蔵は秘仏で非公開だが高齢者にモテモテだ。

この柔和そうな地蔵尊、じつは恐ろしげな閻魔大王と同一なのだそうだ。
そしてこの閻魔さんは、西欧の悪魔とは実体がけっこう違うようなのだ。

ギュスタ
             (地球に向かう堕天使ルシファー)
※画像はギュスターヴ・ドレ(1832-88)による『失楽園』や『神曲』の挿絵。

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