「バーソは自由に」

考え方はいろいろあるから面白い。

 涙はストレス解消にいい。賢治ふうの「雨ニモ…風ニモ…」。 

は、笑いよりストレス解消にいいそうですよ。

●笑いは、NK(ナチュラルキラー)細胞を活性化させ、免疫力を高めて元気や活力を増加。
●涙は、モルヒネ様物質として知られるエンドルフィンを増加させ、緊張や不安を減少。

●生理的には、笑うより泣くほうがストレスが解消されるという研究結果がある。(※1)
●女性の85%と男性の73%が「泣いたあと気分がよくなる」と答えている。(※2)

●アリストテレスは『詩学』で、「悲劇にはカタルシス、すなわち観客の心に怖れ(ポボス)
 と憐れみ(エレオス)の感情を呼び起こし、精神を浄化する効果がある」と書いている。

涙を流すことは感情的にも自然であり、精神面の健康にもいいようですね。

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(1930年代のアメリカの雑誌「VANITY FAIR」の表紙を借用)
宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ 風ニモ負ケズ」をもじった・・・・戯れ詩・第3弾を作りました。
大辞林にある「涙」の付く言葉を33個使用した涙の “もじりあーに・ぽえーむ”です。

 川端康成『雪国』の“国境”の読みと英訳の違い。 

日本語は味わいあり含蓄あり余韻あり。

「あのブロンド、AMラジオを買ったんだってな」
「ああ、午後も使えるって気付くまで1か月かかったらしい」
 (笑えるまで数秒かかるアメリカンジョークです)

昨今は英語表記が増え、あちこちが愚ろう、いや、グローバル化しています。
英文字は見た目がおしゃれっぽく、こればかりは日本語はかないません。
PCで文字入力をするときは、文字数26だけで変換不要の英語が羨ましくなります。

ですが、日本語は素晴らしい言葉です。日本語には、英語を上回る良さがあります。
それは含蓄や余韻があり、微妙な感情や意志の伝達ができるということです。

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(Free picture/pixabay)

誰でも冒頭のフレーズを知っている小説の一つに、川端康成の『雪国』があります。
英訳とどう違うのか、「国境」とはどう読むのか、が今回の話です。

 鰻と別嬪と厚化粧の関係。 

が来れば、鰻(うなぎ)のかば焼きを思い出す。
だが、鰻屋に行くと、「松>竹>梅」という階級制のゆえにひと悶着が起きる。
すなわち、
最上位の「松」はちょっと畏れ多いなあ、と生来の弱気と貧乏性がしゃしゃり出て、
といって下位の「梅」はちょっと情けないなあ、と男の意地らしきものが顔を見せ、
しばし逡巡のあと、結局は「竹」を注文して、たけえなあと心の中でぶつぶつ言い、
鰻に階級があるというよりは、食べるほうの階級意識がお家騒動を起こすのだ。

そんな客の心理を考慮して、「梅>竹>松」の逆順にしている店もあるそうだ。
ただし、元々は「松=竹=梅」と三者平等で、序列はなかったとか。

それにしても牛丼の『吉野家』では、なぜ普通盛を「並」なんて言うのだろうか。
「並一丁」と店員に言われると、「お前は並だ」と言われているようじゃないですか。
まあ、その通りなんですがね。なんせ牛丼屋に入る客ですから。

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歌川国芳「春の虹蜺」。鰻を食べているときに虹が出て、振り返ろうとしている。

今回は鰻屋の話から、すかんぴんじゃあなく、べっぴんとすっぴんの話になりますよ。
ついでに厚化粧と薄化粧、どっちがお好きですか。

  阿吽の呼吸で、空気を読み、吸って吐いて一生を終える。 

「空気を読む」という言葉がある。
 その場の雰囲気から状況を推測し、自分は何をすべきかを考えることをいう。
阿吽あうんの呼吸」という言葉がある。
 二者が互いの気持ちを感じ取り、息をぴったり合わせて行動することをいう。

しかし空気は読むものではない。空気は吸って吐くものである。

「阿吽」とは、サンスクリット語のアルファベットで最初の字と最後の字の音写。
 最初の字「阿/ア」は、口を開いて発音することから“吐く息”の意になり、※1
 最後の字「吽/フーン」は、口を閉じて発音することから“吸う息”の意になった。
  密教では、「阿」は万物の原因(理)、「吽」は万物の結果(智)を意味するとされる。

人は「オギャー」と声を出して産まれ、最期は「―――・・ ・ 」と息を引き取る。※2
その間、人は空気を吸って吐いてを繰り返し、ひとえに風の前の塵と同じになるのだ。

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飼い主と息ぴったりの柴犬マリの「新体操」演技。

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