「バーソは自由に」

考え方はいろいろあるから面白い。

 エホバの証人は真面目だが、組織信仰には問題あり。 

エホバの証人には、基本的に、真面目で、純粋で、霊的志向の人が多くいます。
信者になった人の中には、最初、家に訪問してきたエホバの証人の人柄や態度に
感心して、勧められるままに聖書研究を始めた人もいます。 私もその一人でした。

布教を最重要視している点では、エホバの証人に敵うキリスト教教団はないでしょう。

ですが、エホバの証人(JW)の「信仰」には非常に大きな問題があります。
それは「神信仰」ではなく、強度の「組織信仰」です。すなわち人間崇拝です。


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エホバの証人は、信仰の生活をすることに人生を賭けている。
エホバの証人の多くは誠実で、《エホバのご意思をおこないたい》と願い、
集会出席・伝道参加・聖書研究の三大活動に励んでいる。
「神の王国」のため、自分の人生を捧げて大変な犠牲を払っている。

●「王国」に打ち込むあまり、仕事をやめたり変えたり、進学や趣味も我慢している。
●休日・祝日も、奉仕奉仕で、ほとんど休みなしの生活のため、
 慢性的に体調が良くない状態が持続している人が多い。
●中には夫婦仲や親子仲を悪くしたり、子供を産むことや結婚を諦めている人もいる。
 子どもだって学校でつらい思いをして頑張っている。

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古い信者は「ものみの塔協会」という組織を重要視している。
しかしJW信者の経験が長くなるにつれ、統治体が素晴らしい、残れる者が素晴らしい、
組織が違う、と思うようになり、協会という組織に過度に尊崇の念を払うようになる。

古い長老たちや巡回監督の中には、しばしば演壇から、あるいは私的な話の中で、
統治体とか、油注がれた者、奴隷級、残れる者、協会といったJW用語を言うことを好み、
「組織」に信仰・感謝を示すよう励ます人が多い。

古い漫才ネタに、戦時中、野球用語はアメリカから来た敵性用語なので、
ストライクは「いい球」、ボールは「悪い球」と言い換えたという話があったが、
今もし協会の「賛美の歌」を「賛美歌」と一般の教会風に言うなら、
不適正用語を使ったとして、にらまれるほどだ。

エホバの証人の信者たちは、ものみの塔の聖書解釈だけを受け入れ、
伝統的なキリスト教に対しては「大いなるバビロン」と言って強い嫌悪感を表す。
新世界訳聖書だけを受け入れ、他の翻訳聖書は見ることさえ気持ち悪がる人もいる。

つまり、エホバの証人が実際にしていることは、聖書が厳しく禁じている「人間崇拝」
つまり「偶像崇拝」であるのだが、悲しいことに全然それに気づいていない人が多い。

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「組織への信仰」は、ものみの塔協会が推奨してきたことだ。
ものみの塔1984年7月1日号15頁にはこう書いてある。
「エホバへの信仰、エホバが代弁者として用いておられる人々に対する信仰
そうです、エホバの組織に対する信仰です! わたしたちが今日エホバへの奉仕に
『出ていく』とき、そのような信仰を働かせるのは、本当に重要なことです」
※塔01/7/1号P19, 塔09/2/15号P24も参照 

組織への「信頼」という言い方ならまだしも、なんとまあ、「信仰」である。
ものみの塔協会が「組織信仰」を教えてきたので、古いJW信者ほど「組織信仰」が
強くなっているのだ。 これは、刷り込み学習(imprinting)の結果だろう。

内部に問題のある「組織」ほど、外部からの情報を制限・禁止する。
2003年、韓国ユニバーシアード大会の時、北朝鮮の美女軍団は、
金正日の写真が雨に濡れているのを見るや、激怒し泣きながら抗議した。
独裁国家・北朝鮮では、将軍様は神様扱いの教育がされている。
他からの情報入手は一切禁止されている。

最近、尖閣諸島沖の中国漁船衝突の映像がYou-Tubeに流出したとき、
中国当局はそれを全部削除した。ニュースでは、映像を見た中国人が、
映像は偽造だろうと言っていた。
独裁的な国家(組織)では、一方的な独善教育がされているのだ。

裁判で弁護士か検事か片方の言い分だけを聞いて判決をくだすなら、
その裁判官はおかしい、というのは誰にでも分かる。
だが、情報をすべて遮断され、都合のいいことだけを
一方通行で教えられていると、正しい判断をすることは非常に難しい。

他からの情報は、“邪悪だ、悪霊だ、サタンの罠に陥る” とか言って、
情報を入手することを禁止する組織があったら、国家でも団体でも宗教でも、
そんな組織はおかしいと思うのが真っ当な考え方だろう。

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「真理はあなたがたを自由にするでしょう(ヨハネ8:32)」。
本当の自由とは、迷信からの自由だけでなく、霊的にも精神的にも自由になることだ。
地獄の教理や迷信から開放されているとしても、ハルマゲドンの怖れや永遠の滅びや、
あれをしてはいけない、これをしてはけないという制限や規則や取り決めに
縛られているなら、本当の意味で心から自由になったと言えるだろうか。

どうかエホバの証人なら自問してみてほしい。 日常の生活は充実感や満足感を
味わっているだろうか。 自分の心の中は「神と人への愛」でいっぱいだろうか。

それとも正直なところ、献身した者としての義務感で、もしくはは滅ぼされたら怖いので、
あるいは、やめても他に行くところはないと思って、
組織の言うがまま、いわば惰性で集会や奉仕(伝道)に行く生活をしてないだろうか。

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真面目で学術的なサイトを、怖れずに調べてみたらどうだろうか。
電灯のスイッチをオンにすると、真っ暗な部屋でも瞬時に明るくなる。
暗闇をなくしたければ、明かりを付ければいい。

「光は闇の中で輝いているが、闇は光に打ち勝ってはいない」と聖書にある通り、
ある教えが「神の霊」の導きを受けているなら、「闇」に負けるなどあり得ないはずだ(ヨハ1:5)。
であればJW信者は、怖れずに、自信をもって、他からの情報も調べてみたらどうだろうか。

確かな情報源からは、想像していた以上に、ものみの塔の聖書解釈に多々おかしさがあることや、
統治体にいろいろ不誠実さがあることが分かって驚くだろう。

●「緋色の野獣」の実体としてきた国連に協会はNPOとして加入していた。
●現代の信者には知らされていないが、年代を数多く預言して全部外れた。
●そして、それらを 信者に隠してきたことなどが分かる。

そんなことは絶対信じられないと思うなら、ぜひ自分で調べてほしい。
 Googleで検索すれば簡単に分かる。(下記をクリック)

 ※『娼婦』として『緋色の野獣』(国連)に協力してきたものみの塔協会
 ※国連との関係についての、ものみの塔協会の公式説明
 ※国連広報局NGO課によるものみの塔協会との提携関係に対する公式回答
 ※神権的戦術 後編 国連NGO問題

情報源が確かかどうかは、文面に書き手の誠実さがあるかどうかや、
内容に論理性があるかどうか、証拠が挙げられているか否か、などで分かると思う。

読んでも信じられないか、信じたくないなら、それはそれでいいかもしれない。
というのは、多分その人には、ものみの塔の波長が合っているのだろうし、
は自分の信じたいものを信じるものだし、信じても別にかまわないからだ。
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いずれにせよ、《自分はエホバ神に仕えている》と思っていたら、
実際には《人間の組織に仕えていた》と後で悔やまないために、
また、かけがえのない楽しかるべき人生を、単に組織が言うだけで
聖書的に根拠のない、不必要な重荷を負って苦しみながら過ごすことがないために、
どうか 「ものみの塔」以外からの情報も怖れずに入手して、
自分の信仰は本当に適切なものかどうか、よくよく考えてほしいと切に願っています。

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★参考:「宇宙主権の論争」の教理の誤りを論じています(本邦初) → コチラ
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