「バーソは自由に」

考え方はいろいろあるから面白い。

 ものみの塔が「神の組織」かどうかの見分け方。 

聖書には、真の預言者を見分けるための、非常に簡単明快な判断基準がある。

「もし預言者が神の名において話しても、
 その言葉が実現せず、その通りにならなければ、
 それは神が話されなかった言葉である」
申命記18:22

この聖句は、非常に簡潔明快なことを言っている。
すなわち、聖書預言の解釈が、当たれば本物、外れれば偽者ということだ。

エホバの真の預言者であれば、預言の解釈を間違えることなどあり得ない。
ものみの塔はこの聖句を無視しているが、この聖句は非常に重要である。

の組織」かどうか、その見分け方を考えたい。1

今回は、ものみの塔が「唯一の神の組織」かどうか、その見分け方を考えたい。

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ものみの塔の統治体は、神の真の預言者か?
ものみの塔誌は、こう述べている。
「エホバは彼らに警告する預言者を持っておられました
その『預言者』は一人の人間ではなくて、一団の男女で構成されていました。・・・
今日彼らは、エホバのクリスチャン証人として知られています」--1972年7月1日号

上記のように、ものみの塔協会は、自分たちのことを「エホバの今日の預言者」であると
明確に述べている。また他の出版物では、現代の「エレミヤ級」であると主張し、
聖霊で「油注がれた残りの者」とか唯一の神の地上の組織「統治体」であるとも述べている。

彼らは《自分たちは神の預言者だと言ったことはない》と出版物の中で言っているが、
そんなことはない。過去、何度もちゃんと公式に発表している。

そんなことはない。何度もちゃんと公式に発表している。 2

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ものみの塔の聖書解釈は、漸進的に理解が深まっているか?

一般論として、聖書の解釈を変更するケースは2つある。
 ①よく分からなかった聖句が、より明確に理解されるようになった場合。
 ②正しいと主張していた解釈が、のちに間違っていたと分かった場合。

ものみの塔協会の場合は、常に②である。 
ちょうど自動車に欠陥があると、リコールがされて問題点が次々に明らかになって
いくように、ものみの塔の教理も漸進的に解釈の誤りが明らかになっている。
他のキリスト教会が、《ものみの塔の教義は漸進的にわれわれの教義に
近づいている》と揶揄しているとおりだ。

ものみの塔の「再臨」の解釈は他からの借り物である。
ほとんどのエホバの証人信者は、イエスの再臨開始は「1914年」と思っているが、
じつは違う。ものみの塔は最初、再臨がその40年前の「1874年」に始まった
と言っていた。そしてそれを言っていた期間は50年間の長きに渡った。

(1)ウィリアム・ミラーが「再臨1843年」説を唱えた。だが予言は外れた。
(2)ミラー派の一人ネルソン・バーバーが、英国人ジョン・A・ブラウン著
『夕暮れ』の年代計算に基づいて「目に見えない再臨1874年」説を発表。
(3)それをチャールズ・テイズ・ラッセル(ものみの塔初代会長)が賛同して
受け入れたようだ。 ※参照:『異邦人の時再考』、「塔」の『ふれ告げる』参照。

イエスの再臨の「年」も、再臨の「意味」も次々に解釈が変わった。
(1)最初「1874年」に来て(到着)、見えない姿で居る(臨在)と発表。
(2)1923年に「臨在」開始の年を「1874年」ではなく、「1914年」に変更。
(3)1982年に、臨在」の語を「注意するという意味で来ている※」に変更。
 ※JW書籍『あなたは地上の楽園で永遠に生きられます』

※「注意するという意味で来て居る」という文章は意味が通らない妙な文章だ。
これは早い話が「注意」してるだけで、実際には「来ていない」ということを表している。
1914年に実際に「到来」していないのなら現在「再臨在」はしていない。
ものみの塔の最大の教理「1914年」は実質的に崩壊しているのだ。

はしていない。ものみの塔の最大の教理「1914年」は実質的に崩壊した。 3

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マタイ24:34の「この世代」の解釈も次々に大幅変更した。

(1)「一つの世代」=1914年を知る人の生涯期間(70~80年間)。
(2)「邪悪な人々の世代」=邪悪な人々は常にいるので終わりの時は不明。
(3)「油注がれた者」の「1914年を知る世代」+「終わりの日の目撃世代」*。
 =1914年-10年(※1)+78年+78年(※2)-1年(※3)=2059年
 ※1:10歳時に1914年を知る。※2:米国人平均寿命。※3:世代が1年重なる。

今回の新解釈では、「世の終わり」の到来は、大雑把に言うと、
最長で西暦2059年になった。 これは、1914年からは145年後、
今年2011年からは48年後になる。今から48年後にあなたは何歳になるか。
生きているだろうか。これでは、“時の緊急感”ではなく、“時の間延び感”だろう。

※(3)は、ものみの塔2010年4/15号による。
「しるしが1914年に明らかになり始める時に生ている油そそがれた者たちの生涯と、
大患難の始まりを見る油そそがれた者たちの生涯とが重なるという意味で
あったようです」。

たちの生涯とが重なるという意味であったようです」。 4

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「大群衆」1935年登場説も変わった。
最近、“天で王になる十四万四千人が1935年までに集められ、
その年から地上で永遠に生きる大群衆が現れた” という独自の教理も廃止された。

そもそも1935年という年代に聖書的根拠は全くなく、「大群衆(ヨナダブ級)は地上で
永遠に生きる」と大会で発表したのがその年だった、という程度のことが根拠だったのだ。

これは、“天的級は十四万四千人が定員”という解釈と“地的級である大群衆が
地上で永遠に生きる”という解釈も間違いだったということを示している。

実は「1914年説」が間違いだと「統治体」は認識しているようだ。
これだけ解釈の変更があり、間違いが明らかになっているのに、
それがわからないほど頭の悪い人が協会中枢に揃っているとは思えない。
「この世代」についての非常に苦しい出版物の注解を見てもそうとしか思えない。
彼らは、教理が間違いだと十分承知していながら、
それでもなお偽りを覆い隠そうとし、虚偽の教義を考え出しているのだ。

統治体の実体について詳しくは、元統治体成員の故レイモンド・フランズが
内部告発した『良心の危機:「エホバの証人」組織中枢での葛藤』を 読むことを
ぜひお勧めしたい。公立の図書館にある場合もある。

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★参考:「宇宙主権の論争」の教理の誤りを論じています(本邦初) → コチラ
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