「バーソは自由に」

考え方はいろいろあるから面白い。

 足軽の軽率すくい軽すくう太田南畝のかるかる狂歌 


最近、ある大臣が記者の発言にブチ切れ、世間から叩かれ、すぐ謝罪した。
江戸の昔、武士が悪行雑言の町人を叩き斬っても、お詫びはしないですんだ。

幕府が、斬捨御免、もしくは無礼討ちの特権を条文化していたからだ。
下級武士の末端である足軽でも、幕府から刑事責任は問われなかった。

徳川家直属の足軽は、末端行政や警備の要員として同心や徒士※1に採用された。
例えば『必殺仕置き人』の中村主水は、北町奉行所の定町廻り同心である。

amondo2.jpg
テレビ番組『必殺仕置き人』  ※以下の画像は本文と直接関係はありません。

足軽が短気で刀を抜こうとしたとき、太田南畝なんぽ※2が狂歌で仲裁した話が面白い。



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
まことにうまい、足軽をなだめた太田南畝の「かるかる」狂歌。

下女が商家の軒先で水をまいていたら、足軽の着物の裾に水が掛かってしまった。
足軽が、無礼討ちじゃ、そこへ直れ!と息巻いて、人だかりが出来ているときに、
折よく太田南畝(蜀山人)が通り掛かり、さらさらと狂歌をしたため、詠み上げた。

 往きかかる 来かかる 足に水かかる
   足軽いかる おかるこわがる
 (※怒る・怖がる)

群衆は《かるかる》と続く狂歌にやんやと喝采し、足軽は渋い顔で怒りを収めた。

おかるとは下女の名だが、『仮名手本忠臣蔵』に《お軽・勘平》のおかるが居る。
大星由良助(大石内蔵助)が、密書の内容を知ったお軽を殺すつもりでいたときに、
お軽の兄の足軽が事情を知り、そういうことならば自分が妹を斬り、その手柄で
敵討ちの仲間に加えてもらおうとすると、由良助が制し、その足軽を供に加える。

つまり、おかるとは足軽に斬られそうになったが、斬られなかった女の名なのだ。
江戸の人々は、その話に通じていたので、余計に面白さと痛快さを感じたはずだ。

onpei.jpg
『純愛忠臣蔵シリーズ』つばめ出版 昭和39年

斬捨御免といっても、目撃証人がいないなど正当な理由が証明できない場合は厳
しく処罰された。最悪の場合は斬首刑となり、お家取り潰しになることもあった。
もしも相手に逃げられた場合は、武士の恥であるとされ、切腹させられたそうだ。

だから町民の中には、粋がって度胸試しのために故意に武士を挑発する者もいた。
一方、足軽の中には、軽輩武士のひがみで日頃から不満が溜まっている者もいた。

だが些細な侮辱や間違いぐらいでは気軽に刀を抜けない武士の事情があったのだ。
この足軽は、南畝のとぼけた狂歌のおかげで刀を抜かずにすみ、命びろいをした。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
まことに始末の悪い、落語の枕に出てくる足軽「かる」戯れ歌。

足軽は、薄給ながら生活は維持できる職務だったが、少し気力が薄かったようだ。

 
足軽だる(怠)がる ひだる(空腹)がる 鉄砲持たせりゃ重たがる
   弁当持たせりゃ食いたがる うちへ帰れば眠たがる
     女を見せれば抱きたがる


「~たい」とは、自分がそうしたい、そうありたい、という希望や願望のこと。
「~たがる」とは、他人から見て、そうしたい気持ちが言動に表れていること。

足軽は各種の「たがる」が多い。町人から見て、尊敬されてはいなかったようだ。
これに「金をみせりゃ貰いたがる」と「たかる」を加えれば、現代でも通じそう。

dops1.jpg 講談社文庫

言葉には神秘的な《言霊》があり、その霊的な力が事象に影響を与えるとされる。
狂歌には諧謔滑稽の《技》があり、人を笑わせ、動かし、世の中を陽にしたのだ。


おマケ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
まことにくだらない、バーソの無理を承知の「かる」七十二連狂歌。

江戸では庶民文化が真っ盛り。歌舞伎や狂歌の他に、俳句や川柳も大流行り。
あの古池の蛙は、その後どうなったかの狂歌もどき。重いテーマです。(笑)

(一応、かるかると色別で起承転結風になっております)

古池や尻軽蛙飛び込みたがる落ちかかる水の音クラシカル波紋ひろ
がるリリカル津軽ローカル暮れかかるジャッカルトロピカル束にな
ってかかる強がる粋がる通がる肩が怒る付けあがる舞い上がる踊り
上がるのぼせ上がるヤニ下がる世に憚る浸かりたがる
ぬかる罠にか
かる謀るたばかるいぶかる魂さかる遠ざかる呼吸を計るヘクトパス
カル溺れかかる死にかかるメタフィジカルこんぐらかる怖がるむず
かる嫌がるすくみ上がる悲しがる震え上がる縮み上がる人目を憚る
泣き縋る人手にかかる
性根を据えてかかる通りかかる話が分かる藁
にもすがる袖にすがるあやかる引っ掛かる浮き上がる這い上がる助
かる首がつながるメディカル授かる頭が下がる風が吹けば桶屋が儲
かる芝居掛かる瑠璃も玻璃も照らせば光る
禿げ上がる散りかかるコ
ミカル干上がる万骨枯る沽券が下がる刃に掛かるみまかるシニカル


※「みまかる」は《死ぬ》の雅語的な言い方。「シニカル(≒死にかる)」は《冷笑的》の意。

frogpjpg.jpg
フリー画像 pixabay

5択問題:上記の狂歌の趣旨と思えるものを下記からあえて選べ。(時間3分)
1.蛙が古池に飛び込んだら、仲間がぴょこぴょこ増えて幸せになった。
2.蛙が古池に飛び込んだら、久遠の悠久世界へと静かにワープした。
3.蛙が古池に飛び込んだら、ワナに掛かり、池の底に沈んでしまった。
4.蛙が古池に飛び込んだら、絶頂から下降し上昇したが、遂に死んじまっただ。
5.蛙が古池に飛び込んだら、ロジカルもアイロニカルもない無難な人生だった。


正解はカッコ内をドラッグ→ 5択問題は消去法で解いたらよろしいでしょう。
まず、1番目と2番目から正解があるはずがない。3番目は真ん中なので、あまり
にも能がない。といって最後の5番目はわざとらしい。というわけで、4番目に
なっているわけですが、どんなものでしょう。(笑) ああ、人生、無常です




補足:「狂歌」とは、社会風刺や皮肉、滑稽を盛り込んだ五七五七七音形式の短歌(和歌)。

※1:奉行所で、主に裁判を担当したのが「与力」、犯人逮捕(警察)を担当したのが「同心」。
同心の職務は「三廻り」と言われ、(1)定町(じょうまち)廻り、(2)隠密廻り同心、(3)臨時廻り同心があった。定町廻りは、江戸市中を同じ道順で巡回した。徒士(かち)とは徒歩の軽格の武士。

※2大田南畝(寛延2年―文政6年)は江戸時代後期の文人、幕臣、御徒役。名は太田 覃(ふかし)。別号は、四方赤良、山手馬鹿人、蜀山人、杏花園、寝惚先生など多彩。唐衣橘州・朱楽菅江と共に狂歌三大家といわれた。有名な狂歌「世の中は色と酒とが敵なり どふぞ敵に巡りあいたい」。
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下級武士

バーソ様
おはよう御座います。

必殺仕事人が正確に時代風俗を描いているのかどうかはわかりませんが下級武士は町人とほぼ同じ言葉使いで居酒屋でも同じ扱いをされていたような感じですね。
たまには自分は武士であると威張りたくなる気持ちも理解できます。
下級武士はどんなに能力があっても出世もできなかったのでしょうから相当なストレスをかかえていたのではないかと同情します。
この記事で言いたかったことではないと思いますが。

愛新覚羅

2017/04/15(土) |URL|aishinkakura [edit]

Re: 下級武士

aishinkakuraさま コメントありがとうございます^^)
> 必殺仕事人が正確に時代風俗を描いているのかどうかはわかりませんが下級武士は町人とほぼ同じ言葉使いで居酒屋でも同じ扱いをされていたような感じですね。
 ああ、そうでした。言葉遣いが格式張ってなかったですね。中村主水は昼行燈を装っていたので、町民の前でも偉そうにしなかったのかもしれませんし、家では嫁と姑にいびられるのが習慣になっていたので、態度が普段から謙虚になっていたのでしょうか。藤田まことは『てなもんや三度笠』で「当たり前田のクラッカー」なんて言ってた三枚目役の俳優なので、偉そうにしない人格になっていたのかもしれません。(笑)

> 下級武士はどんなに能力があっても出世もできなかったのでしょうから相当なストレスをかかえていたのではないかと同情します。
 そうだと思います。足軽は幕府直参の場合は用いられていましたが、諸藩では、袴や足袋をはけない、武士以下の身分だったようですので。
 だから『仮名手本忠臣蔵』のお軽の兄が足軽身分から上になりたい、そして士分として仇討ちに加わりたいと思って、自分の妹を斬ろうとしたのです。当時は階級制度が堅固でしたから、自分は能力を持つと自負するような者は特に相当強い上昇志向があり、不満鬱憤も溜まっていたことでしょう。
 でも「同情します」と思うのは、かなり感情移入ができるということで、現役時代は部下から好かれたのではないですか。

2017/04/15(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

頭はねじれ舌回らず

バーソ七十二連狂歌……読み進むにつれ、
脳回路はねじれ、ろれつが回らなくなりましたぁ。
故に『正解』なんて……ム、ムリ、ムリ。

>足軽をなだめた太田南畝の「かるかる」狂歌

これは傑作と感心しながら、
ふと思うのです。
太田南畝が狂歌をうたっていたとき、バーソさんが通りかかったら?
しかも、前触れもなく、バーソ七十二連狂歌を披露。
太田南畝 曰く。
『バーソ殿、参りました。して、流派は?
な、なに?……自由派カエルですと?……(。・?_?・。)ムゥ』

2017/04/15(土) |URL|風子 [edit]

こんにちは

狂歌72連、これはバーソさんにしかできませんね。
逆引き辞典が必要だったでしょう、とくにカタカナの語句。
「みまかるシニカル」には笑いで死にかかるかと思いました。
大田南畝の狂歌も完璧ですね。田沼意次についての狂歌も
これぞ狂歌の見本みたいです。
狂歌について検索すると、狂歌が衰退したのは作り手や
読み手に文学・歌などに知識が必要で、ついていく人が
減ったせいだとか。

今日Xデーですね。私も一首、

<刈りあげて首筋寒しXデー核の脅しをとるかとらんぷ>

2017/04/15(土) |URL|エリアンダー [edit]

Re: 頭はねじれ舌回らず

風子さん コメントありがとうございます^^)
 バーソ七十二連狂歌のストーリーを一応申し上げますと、
1)尻軽な蛙が池に飛び込んだ、クラシカルな情緒に浸り、思い上がり、得意の絶頂になっていた。=人生ではこういうこと、よくありますね。
2)罠にかかった、怖くなった、死にかかった。=平凡な日常に突然の不幸が降りかかったわけです。
3)ところが、人が近づいてきた、藁にも縋る気持ちですがって助けてもらい、瑠璃も磨けば光る、といい気分になっていた。=人の情けは有り難し。七転び八起き、人間万事塞翁が馬ですね。
4)そうしてやがて、禿げて、干上がって、死んでしまった。=やはり、人の一生はこんな感じで終わるのでしょうかね。
 というような流れのようだ、と無理やり読んでいただければ幸甚であります。(笑)

 私がその場に通りかかっても、生来無口なせいもあり、狂歌は今日か明日か明後日になっても出ないでしょう。
 狂歌は当意即妙に発想が出るような人でないと難しそうです。五七五の川柳なら作りやすいのですが、このあとに七七を付け加えて短歌にするのがちょっと大変でしょうね。

2017/04/15(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: こんにちは

エリアンダーさん コメントありがとうございます^^)
> 狂歌72連、これはバーソさんにしかできませんね。
逆引き辞典が必要だったでしょう、とくにカタカナの語句。

 あはは、ありがとうございます。こんなくだらないことをするのは、そうです。あまり、滅多に、ほとんど、いないでしょう。
 逆引き辞典は使いました。全部そこからの引用です。一度コピペしておいて、なんとなくストーリーができるように並べ替えました。

 太田南畝は狂歌や滑稽本を作る文人かと思われがちですが、幕府に勤めていて、合間に狂歌を作ったようですね。今でいうと銀行員をしていながら歌を作った小椋佳のようです。

私が政治的な狂歌で思い出すのは次の三つです。これは、うまいもんですね。
「白河の清きに魚もすみかねて もとの濁りの田沼こひしき」
「世の中に蚊ほどうるさきものはなし ぶんぶといひて夜もねられず」
「太平の眠りを覚ます上喜撰 たった四杯で夜も眠れず」

> <刈りあげて首筋寒しXデー核の脅しをとるかとらんぷ>
 うーむ。なるほど。さすが、やりますね。確かに「首筋寒し」で、今はものも言えないような心理状態でしょう。では、私も真似して一つ。


<金の首 取るとおどかす とらんぷは じつはとなりの 金獲る気なり>
 説明します。トランプは、金(キム)の首を取るぞと言いながら、じつは、隣の日本国から高額な金(カネ)を軍備協力金の名目で奪い取るの意です。(笑)

2017/04/15(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

オツムも軽いし口も軽い…総理大臣自ら「北朝鮮はサリンを持ってる」とか(笑)
確かめもせず憶測でものを言うなっ!…国民を恐がらせてどうする?軽いお人だ。まったく~><
まぁ、そんな軽くなってしまった指導層や、社会全般の風潮を皮肉りたくなる気持ちもよく分かります。
気になるのは、千葉の女児殺人でもあった様に、指導する側が相手の命を軽く見ている事です。
お前は48年も生きてるが、お前のせいで女の子はたった9年しか生きられなかったんだぞ!(怒)
最近の人間は、テロや戦争や凶悪犯罪を見慣れてしまったせいか、命を軽く扱いすぎです><

2017/04/15(土) |URL|sado jo [edit]

Re: タイトルなし

sado joさん コメントありがとうございます^^)
 やはり今は、あの国のことが気になりますね。ただアメリカのほうは実際に戦争が起きても本土には被害はなさそうですが、あの半島の南半分は本当に焦土と化すか、日本のほうは原発やダムに1,2発ミサイルを当てられただけで、マヒ状態になります。あの国には、中国経由で原油が入るのを止めるのが一番いいような気がしますが。

 常識で考えれば核は使われないでしょうが、愚かな人は危険です。70年前の日本はB29の大編隊で空襲され、すでに末期状態だったのに、軍部は依然として本土で迎えて、竹槍で玉砕すると息巻いていたそうですから。

 幼児暴行殺人死体遺棄は邪悪さの権化としか言いようがありません。こんな人は死刑にしないと、この種の犯罪はなくなりません。現行法では、殺される人の命があまりにも軽く扱われ過ぎです。
 人を故意に殺したら自分も死刑になるのであれば、普通の人なら殺人行為を思いとどまるでしょう。今は《普通の人》の犯罪が多すぎます。
 ただし冤罪問題がありますから、状況証拠がいくら多くても、絶対確実な物的証拠がない場合には、死刑をしないようにすべきですが。

 江戸時代の斬り捨て御免は、余程のことがあって、しかも証人がいない場合に、町人を斬り殺した武士は死刑でしたから、武士が気軽に剣を抜くことはまずなかったと思われます。
 江戸幕府があれだけ長く続き、江戸の町が平安で繁栄したのも、そういう厳しい法制度があったからだと思いますね。

2017/04/15(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

バーソさんの狂歌を私は、
おもしろがる
もっと、聞きたがる
そして笑いたがる。

声をだして七十二連狂歌をよみました。
とっても気持ちよかったです。

※カエルさん、いい感じ。

2017/04/15(土) |URL|森須もりん [edit]

バーソさん、こんばんは^^

斬捨御免といっても、証人がいなかったりして正当性が認められないと、切腹させられたり、お家断絶になったり、かえって大変な事になったというのを、私は最近になって初めて知りました。
昔、時代劇か何かで観たようなイメージと、随分違うんだなぁと思いました。


「かる」七十二連狂歌、起承転結のストーリーになっているなんて、凝っていらっしゃるんですね。
5択問題、正解しました^^

2017/04/15(土) |URL|Ariane [edit]

Re: タイトルなし

森須もりんさん コメントありがとうございます^^)
> バーソさんの狂歌を私は、
おもしろがる
もっと、聞きたがる
そして笑いたがる。

 あはは、いつもながら、うまい。あはは。で、私は、
うれしがる
もっと読みたがる
もっと欲しがる
いや、欲しがりません、書くまでは。
 ああー、これ、古すぎる。この元のフレーズは、昭和の生き残りの人にしか分からないでしょう。森須もりんさん向きじゃぁありません。

> 声をだして七十二連狂歌をよみました。
とっても気持ちよかったです。

 ああ、それはそれは、うれしいです。出だしは案外リズム感が良く、「束になってかかる」あたりまでは調子よく読めたんじゃないですか。途中からこんぐらがりたがるようになりメタメタフィジカルチックになりますが、でも「かるかるかる」と続くのが案外調子いいのです。悩んだとき苦しいときはすぐ「かるかる川柳」を思い出してください。なんの助けにもなりません。(笑)

2017/04/15(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: タイトルなし

Arianeさん コメントありがとうございます^^)
> 斬捨御免といっても、証人がいなかったりして正当性が認められないと、切腹させられたり、お家断絶になったり、かえって大変な事になったというのを、私は最近になって初めて知りました。
 あ、すでに合点承知の助でしたか。さすがです。
 戦争のない時代の武士は生きていくのが大変だったのでしょう。現代であれば、大国のトップが外国に難癖をつけて戦争を仕掛けるという方法があり、それで同盟国から協力金を貰い、自国の軍備を活性化できますが。

 映画や小説のせいで史実とは違う例があるのはしょうがないような気もしますが、学校で教えられた一般常識と実際と違うということも、意外に多くありそうですね。
 じつは「士農工商」の「士」は別格として「農工商」の上下関係はなかったとか、「江戸しぐさ」は創作だったとか、鎖国とは実質は海禁に過ぎなかったとか、もう少し古い時代の話では、1万円札の聖徳太子は実在してなかったとかの報道が最近ありました。
 ひとのよさそうなイメージの水戸の黄門様は実際には各地を旅行しなかった話はよく知られていますが、家臣の殉教を禁じ、水道工事を行ない、寺社改革を断行し、江戸の屋敷では政敵を刺し殺したり、なかなか実行力のある人だったようです。何かというと葵の御紋に頼る人ではなかったのですね。

 5択問題、正解でしたか。それは、あんな駄文をちゃんと読んだことの証明でありまして、有り難がりがり、うれしがりがりです。(笑)

2017/04/15(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

尻尾とzippoとしゃっぽ・駄洒落が世界を救う

鳴かずんば・殺してしまえホトトギス・・信長
鳴かずんば・鳴かせてみようほととぎす・・秀吉
鳴かずんば・鳴くまで待とう杜鵑・・家康

バーソさんこんにちは
狂歌は衰退などしていなくて
深く潜行したということでしょうか

巷間では
短歌川柳俳句は生き残ったが
狂歌は『没』したといわれております
狂歌は古典や漢籍の文学知識を
身に着けていなければ
作る事も読むこともまま成らないものと化しました
人が「簡単便利」に流されて(慣らされて)
志向を疎んじた為の報いです


しき島の やまと心を ひと問えば
朝陽ににふう やまざくら花
           本居宣長

おいらの心境を歌ったおうたも

世の中は 色と酒が 敵なり(かたき)
どうぞ敵に 会いたいものだ・・・あはは


お師匠様方には
いつも勉強させて頂いております
感謝でありますが


まさか
狂歌を持ち出しますとは・・・
今日は馬券は買いましぇん
当たる気がしないからでしゅ
あはは。

2017/04/16(日) |URL|はしびろこう・ウナ [edit]

Re: 尻尾とzippoとしゃっぽ・駄洒落が世界を救う

はしびろこう・ウナさん コメントありがとうございます^^)
> 尻尾とzippoとしゃっぽ・駄洒落が世界を救う
 だじゃれだあ、否、だれじゃあ、そんなことを言ったのは。(笑)
 zippoが出てきたとは、まあ、発想が広いですね。

 じつは駄洒落という言い方は常々ちょっと遺憾に思っているのです。諧謔と滑稽と他者を笑わせようとする親切心もある言葉遊びですから、駄洒落じゃなく、掛詞とでも言ってほしいですね。いにしえより和歌の世界では、当たり前の技巧ですから。

 奈良平安の時代は日本人の言葉の感性がいちばん優れていた時代だそうで、貴族をはじめ、武士や平民もみな和歌を詠みました。なるほど、いまだに万葉集や古今和歌集などが読まれていて、あの頃の和歌を超えるものがなかなかないようです。

 五七五の川柳だと、サラリーマン川柳など、今でも流行っているのですが、和歌は死ななきゃ治らない。いや、生きていても、狂歌は五七五のあとに七七が付いて長いせいか、なかなか書くのは難しいようです。
 なにしろひねりが要りますから、感性だけでは書けません。私も性格がひねてないせいか、あはは、そういうわけです。
 
 といいつつも、私も一つ真似をしました。


 敷島の やまと心を 人とはば
   朝日に匂ふ 山さくら花
     それにつけても金のほしさよ

 この最後の句は何にでも付いて便利な言葉のオプションですね。
 敷島といえば、軍艦とたばこの名を思い出します。昔の人は風流な心がありました。今はアジェンダなど、カタカナ語が多すぎます。 

2017/04/16(日) |URL|☆バーソ☆ [edit]

暴君ハバネロ、実は賢君だったとか

 それまでは戦国時代の名残で荒れてたらしいですよ、江戸の町。それを何とかしようとしたのがかの有名な「犬将軍」綱吉君でありました。粗暴な下級武士に対して「他人の飼うてる犬殺して食うたらあかんがな」「生きてるものは尊いのだから(人も含めて)そんな簡単に(斬り)殺したらあきまへん。もちっと穏やかに行きましょうや。」と言ったのであります。それが功を奏して江戸は大変安全な町に変貌したのだそうですよ。もっとも、周りの官僚が暴走して溝のボウフラ殺しただけで罰を与えるなんて無茶苦茶やらかしたもんだから、綱吉君は稀代の馬鹿将軍扱いされる事となったとさ。
 なお、狂歌などはそれなりの教養が無ければ捻れませんですから、武士階級が書いていた可能性も無きにしも非ず。江戸時代は世襲の世の中で先代が現役のうちは息子にお鉢は廻ってきません。それを回避する為親の引退はかなり早く、結果としてまだ若いご隠居さんがごろごろしておりました。知恵も教養も経験も体力も暇も有るが金は無い。狂歌でも作って遊んでいるしかなかったと思えば、現状を皮肉る歌の一つや二つ直ぐにでも出来たんじゃないでしょうかね。

2017/04/16(日) |URL|miss.key [edit]

Re: 暴君ハバネロ、実は賢君だったとか

miss.keyさん コメントありがとうございます^^)
> それまでは戦国時代の名残で荒れてたらしいですよ
 関ヶ原の戦いが覚えやすい西暦1600年ジャスト。江戸幕府が3年後の1603年。徳川政権の終わりが、イヤロッパで覚えた1868年明治時代の1年前。よくもまあこんなに長く世襲政権が続いたものだと感心します。

 近隣の国は3代続いていますが、あの荒んだ国内状態を見ると、家康の政治感覚が非常に素晴らしかったのか、あるいは家系が相当に頭脳優秀だったのかと思ってしまいます。
 学校では綱吉は犬公方だ、愚かな将軍だったと教えられましたが、ものの本によれば、じつはそうではなかったとか。生類憐れみの令については、解説本を読んだことがあります。
「周りの官僚が暴走して溝のボウフラ殺しただけで罰を与えるなんて無茶苦茶やらかした」ですか。「忖度」という言葉を思い出しました。ちなみに、この言葉は良くない意味で最近の名フレーズだと思います。

 しかし当時は西鶴、芭蕉、近松門左衛門が出て、元禄文化を生んだのですから、江戸は経済的にも文化的にも繁栄した、つまり綱吉は名君とも言えたのでしょう。歴史についてのイメージは、映画やテレビや小説などの影響でずいぶん変わります。『忠臣蔵』では吉良義央がいじめをし、賄賂を取る悪役に描かれていますが、地元では名君とされていたようです。昔の歴史にしても現代にしても、真実とはなかなか分かりにくいものですね。

 確かに狂歌は教養と言葉の技術が要ります。当時の隠居システムは息子のためにするようなところがあり、いいんだか悪いんだか。ともあれ五十過ぎや四十過ぎからの人生は、今よりも有効に使えたでしょう。

2017/04/17(月) |URL|☆バーソ☆ [edit]

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2017/04/17(月) || [edit]

Re: タイトルなし

鍵コメsさん コメントありがとうございます^^)
 くだりましたか。それはそれは大変よかったです。
 そういう場合は、正露丸がよろしいかと思います。武田漢方胃腸薬でもいいかもしれません。(笑)
 72連狂歌は、さして意味がありません。さしてどころか、ほとんど、いや、全然意味がありません。でもなんとなくカッコウを付けようとして、冗談で「重いテーマ」と書きました。これは《気が重くなる》の意と考えていただければと思います。「敷居が高い」ですか。でも、よく読んでくださいました。(^^♪

2017/04/18(火) |URL|☆バーソ☆ [edit]

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

2017/04/19(水) || [edit]

Re: タイトルなし

鍵コメさん コメントありがとうございます^^)

 正解は5番でしたか。なるほどなるほど。それは深読みをする人なら、そうなるでしょう。なんちゃって。(笑) 
 確かにそのほうが正解のようです。何の意味もない戯れ文ですから。

 そちらにコメントを入れましたので、どうぞよろしくお願いします。

2017/04/19(水) |URL|☆バーソ☆ [edit]

夢は荒野を駆け巡る

今晩は
バー祖さん絡みで『オフ会』をやりましょう
総合司会は勿論バーソさんでしゅ
飲み代はおいらが工面いたします
な~にィ~
三連単のエゲツナイやつを当てますから・・?
主賓席には『つちのこ』さんとエリアンダーさん
新郎新婦のようにダブルスタンダードでしゅ
(意味、ちがくねッ!あはは)
実現できたら素晴らしいでしょうね
(満更夢の中での戯言ではないかも・・・)
おいらには皆様に一献差し上げるだけの『訳』がございます
特にエリアンダーさん
近い将来
新聞の購読料が『0円』になりますから・・・
あはは

風子さんにも宜しくお伝えください
かしこ。

2017/04/19(水) |URL|はしびろこう・ウナ [edit]

Re: 夢は荒野を駆け巡る

はしびろこう・ウナさん コメントありがとうございます^^)
 あはは、オフ会ですか。オンじゃなく。
 で、つちのこさんとエリアンダーさんが新郎新婦のようにダブルスタンダードですか。うーむ、どちらもデフォルトとして設定したいとの意が込められていますか。お二人ともデフォルトというより、ドフォルッテシモかもしれません。私なんぞはドピアノッシモで。(笑)

 そうなれば四人であの四角い卓で座りたくなるのでしょう。ならば私が岡目八目の立場になりそうです。いえ、先が読めるってえ意味じゃあなく、四人以上いるので私が定員から外れてしまうといった程度のことですが。でもいいんです。あのルールはまったく知りませんから。あ、
いや、「三連単」とは他の用語でしたかね。(笑)

 新聞の購読。私もやめています。今はネットでだいたい分かりますから。その代わり、ネットでは10紙ぐらいブックマークしてありますよ。それに『dマガジン』も月400円で登録してありますから、流し読みにぴったり。まあ、有り難い世の中になりましたね。
 
 夢は荒れ野を駆け巡る。夢はどこにでも行けていいですね。私もいい夢を見たいものですが、このところ夢見が悪くて困ります。旅に出ないのがいけないのでしょうかね。(笑)

2017/04/19(水) |URL|☆バーソ☆ [edit]

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