「バーソは自由に」

考え方はいろいろあるから面白い。

 素人と玄人、アマとプロの違いとは? 

昔、「一億総白痴化」だと言った評論家がいた。
ラジオやテレビは「紙芝居以下の白痴番組が毎日ずらりと列んでいる」という意味だ。

この「一億総何々」という言い方は、日本人の集団主義心性を表すという見方がある。
戦時中は「一億玉砕」「出せ一億の底力」と煽られ、敗戦後は「一億総懺悔」と言われ、
高度成長期には「一億総中流」、2015年には「一億総活躍」という言葉が作られた。

「見せましょう 野球の底力を」のスローガンも、野球≒一億総のニュアンスがある。
 (※東日本大震災の復興支援慈善試合の前に手嶋基宏選手がスピーチした言葉)

vallo0.jpgby Felix Edouard Vallotton

誰もがブログやTwitter、Facebookなどで気軽に自説や自作を発表している今は、
「一億総プロフェッショナル」時代になっているとは言えないか。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
掌編落語『知ったかぶる』 半可通亭ばーそ

え~、落語には、何でも知ったふりをするご隠居が出てきますな・・・・・・
「こんち、ご隠居。ラグビーの五郎丸って知ってます~?」
  「なんだ、ヤブから棒に、知ってます~?だなんて、人を疑っちゃあいけない。
  その程度のことなら朝飯前だ。ボールを蹴る前に印を結ぶ選手だろう」
「まッ、印を結ぶとは。ご隠居はやっぱり神代かみよの時代から生存してる人ですね~」
  「うむ、天皇陛下が、五郎丸は本名ですかって尋ねられたことも知ってるぞ」

「よおッ、さすが、ご隠居。得意の半可通が出た」
  「おいおい、半可通とは知ったかぶりのことだ。褒め言葉になってない」

「でも、日頃エラそうにしてても、五郎丸の親戚の四郎丸って知らないでしょ」
  「四郎丸? 四郎なら知ってるがな。 天草四郎時貞、本名は益田四郎。
  洗礼名は最初ジェロニモだったが、島原の乱ではフランシスコに変わったな」

「またウンチクを言って。四郎丸ですって。たとえ十人の四郎丸がタバになっても、
 一人の五郎丸には敵わないって話ですよ。知らないでしょ」
  「十人の四郎丸でも一人の五郎丸にゃあ敵わない・・・ うーむ、降参だ」

「待ってましたってんだ。十人、つまり十(とお)人の四郎は、とおしろうだから、
 とーしろう(藤四郎)は、プロの選手には敵わないってね。どうだッ」 ※1
  「なんだ、そんなつまらんオチを言うためにやってきたのか、ったっく。
  まあ、四郎は、いいとしょう。だがな、四郎丸の丸はどうする? 丸はッ」

「ご隠居も勘定高い人ですね~。丸ぐらいのハシタは負けといてください」
  「いや、負からん、まかりならぬ。丸とは何だ、丸とは、とはッ」

「いや~、ご隠居、ずいぶん とは に こわだってませんか」
  「とはのカタキは、丸で討つのだ。丸とは何だッ」 ※2

「うーーーーん、丸とは、よく調べたら、四郎の幼名だった」

aVallo2 (1)

「はぁーーーうぃ」とアクビするより、「へたくそ!」の一語のほうが効くらしいですよ。

※1:蛇足ながら「藤四郎」とは「素人」の倒語。噺は落語の『千早振る』を下敷きにしています。
※2:『千早振る』:百人一首「千早振る 神代も聞かず 竜田川 からくれないに水くぐるとは」
の意味を聞かれた隠居が出まかせの注釈をしていくが、最後の「とは」の意味を追及されて、
苦し紛れに「千早は源氏名で、本名が『とは(とわ)』だった」と答えて、それがサゲになる噺。
※名人の高座はYou-Tubeを。 → 古今亭志ん生(五代目)柳家小さん(五代目)柳家小三治
  
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
素人(しろうと)と玄人(くろうと)の語源。

素人は平安時代には「白人(しろひと)」と呼ばれ、芸のない白塗り顔の大根役者を指した。
その後、芸がありのままで、深くないということから「素人」と書かれるようになった。
他説に、平安時代、囲碁は下位の人が白石を持つことから来たと言う人もいる。

「白人」の対として「黒人(くろひと)」が出来、「黒人」は「玄人」と書かれるようになった。
そのわけは、「玄」には「黒い」「暗い」の他に「奥深い」の意があったから。
(玄米や玄武岩の玄は黒いの意。玄関とは仏教用語で元々は玄妙の道に通じる関[門]という意)

玄人の語は、やがて水商売の女性を指す隠語としても用いられるようになった。
(倉田百三がこう書いている。「ダンサー、女給、仲居、芸者等いわゆる玄人の女性は
気をつけねばならぬ。ことに自分より年増の女は注意を要する」――『学生と生活』)。
なお「玄人跣(はだし)」とは、専門家が跣(肌足=何も履かない)で逃げ出すほどの腕前の意。

Vallo9.jpg

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
アマ(チュア)とプロ(フェッショナル)の違い。

英語amateurは、ラテン語のアマートルamator(愛する人)から来た。
(例:伊語amore mioは私の愛する人。英語enemyは en(not)+amy=愛さない人=敵)
初めは異性への愛に用いられたが、スポーツや芸術への愛にも使われるようになった。
なので、何か好きなことをする人がアマチュアということで、愛好家という訳は適切だ。

英語professionalは、pro+fess(前に+言う)+ion(すること)から成っている。
fessはラテン語fateの変化形で、言うの意。すなわち「信仰を告白する」が語源。
つまり何らかの技芸に優れ、それで生計を立てていると公言している人をいう。

定義は、素人には状況によって波があるが、玄人は一定のレベルを崩さないとか、
素人には臭さがあるが、玄人はさりげないとか、いろいろ言い方があるだろうが、
要は、素人とは非職業人(ノンプロ)、玄人とは職業人(プロ)と分類できるかもしれない。

aVallo4 (1)

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
菊池寛は、玄人と素人の違いは「気持ち」だと言っている。

 玄人と素人との棋力を格段に違つてゐるやうに云ふ人がある。
素人の初段は、玄人の初段とは二三段違ふと云ふのである。
 しかし、自分は思ふに玄人と素人との力の違ひは、たゞ気持の問題で、
一方は将棋が生活のよすがであり、その勝敗が生計に関し、
立身に関すると考へるからだと思ふ。
 素人だつて、玄人同然の必死の気持で研究し対局したならば、
さう見劣りするものではないと思ふ。(菊池寛『将棋』)

                 

素晴らしいことをブログで発表していても、そこから何らかの収入を得てないなら、
アマチュアとか愛好者と言われてしまう。
がしかし、中にはセミプロ、というよりプロ以上のクオリティを持つ人がいる。

私が訪問している中にも、文学、絵画、写真、専門分野、社会批評などで
非常に豊かな才能が表されていて、いつも感心し、リスペクトしているブログがある。

もっと陽がいっぱい当たるべきだ、世界は公平でないと常日頃 思っているのだが、
アマとプロとの分かれ目は、運命の神様のご機嫌の良し悪しも関係しているのかな。

絵―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
フェリックス・ヴァロットン(Felix Edouard Vallotton, 1865-1925)
Vall10.jpgスイス・ローザンヌ出身の画家
で、フランスで活躍した。現代
木版画発展期の重要な人物。
構図より平面的表現に気を配り、
白と黒の鮮烈なコントラストで
描いた木版画は、19世紀末の
グラフィックアート界に新たな
可能性を示した。
グラデーションや陰影線による
西洋の伝統的な立体感表現は、
ほとんど使っていない。
ポスト印象派、象徴主義、さら
に日本の浮世絵の影響があった
ことは明らかである。
彼の油彩画は、後の超現実主義
(シュルレアリスム)を予感させる。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
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素人とアマチュア

バーソ様
おはよう御座います。

最初の落語は面白いですね。ご隠居が知ったかぶりして底を割ってしまう話は聞いたことがありますが五郎丸が出てくるのは新鮮です。
素人とアマチュアは同じ意味に使われることがあるのですが、アマチュアの方がレベルが高い気がしませんか?ど素人という言葉があるからでしょうか。

愛新覚羅

2016/03/12(土) |URL|aishinkakura [edit]

アマチュアはお金を儲けるためでないので、縛られない発言ができるのが強みですよね。
お世辞しか言えないプロのグルメレポートより、本音で語るアマチュアのレポートのほうが役に立ったりするもの。
その強みを活かすことで、何かが変わると思います。
お互い頑張りましょう!

2016/03/12(土) |URL|マウントエレファント [edit]

おはようございます

半可通亭ばーそさんの「知ったかぶる」、ほんものの落語を
聞いているみたいで面白かった。外国のチームに移籍した
五郎丸は言葉が通じなくて苦労丸になっているみたいです。
プロとアマチュアの違い。
いつだったか、売春婦と援交について談志がこう語っていました。
「女子高生が売春していると思うからいけないんだよ。
売春婦が向学心に燃えて学校に通っていると考えればいい」
その談志も客が居眠りしているのに腹を立て噺を中断して客を
追い出したことがあります。居眠りも一つの批評なんですけどね。
その点、志ん生や小さんは客が騒ごうが居眠りや携帯をして
いようが無人の野を行く如く平気でした。
談志の師匠だった小さんは、
「芸で客を黙らせられるようじゃなきゃ、プロとは言えねー!」
ヴァロットンはじめて知りました、勉強、勉強。
googleの画像検索でヴァロットンの絵をずらーとみてみると
やはり輪郭、平面的、色遣いとかが浮世絵の匂いがしますね。

2016/03/12(土) |URL|エリアンダー [edit]

Re: 素人とアマチュア

aishinkakuraさん コメントありがとうございます^^)
あらあ、病室から、朝早くから、早速コメントを。すみませんね。
義理堅いというか、几帳面というか、余裕がありますね。
落語は面白かったですか。よかったです。落語もどきですがね。

素人とアマチュア。アマチュアのほうがレベルが高そうか?
そうですね。言われてみるとそういう感じもします。
ど素人という言葉があるせいかもしれません。
それと、アマチュアは横文字のせいもあるでしょうか。
横文字に対する憧れという舶来思考は、文明開化以降に生じたのでしょうかね。

祈りとは意思の力を信じるということ。私も祈ってますからね。(^^)

2016/03/12(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: タイトルなし

マウントエレファントさん コメントありがとうございます^^)
 アマチュアは本音で語れる強みがある。なるほど。カネをもらってないということは、そういう利点がありますね。
 自動車雑誌の記事は、おおむね国産車よりも外車のほうを褒め称える記事が多くて、うっかりしていると外車崇拝に陥ってしまいます。先ごろの排気ガスの不正問題にしても、自動車評論家はあまり率直に本音を語っていないように思えます。カネをもらっているかどうかまでは分かりませんが、何かしら意図的なものは感じますね。

 じつは拙記事の最後に、中にはプロ以上のブログがあると書きましたが、マウントエレファントさんも含まれていますよ。でも「お互い頑張りましょう」って言われても(少しうれしいですが)私は全然無関係で、到底そんなレベルじゃないですのでね~、念のため。(~_~;)

2016/03/12(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: おはようございます

エリアンダーさん コメントありがとうございます^^)
落語通のエリアンダーさんに、落語面白かったと言われると正直、うれしいですね。

談志の話、知ってました。ということは、エリアンダーさんのブログで紹介されていたのかな。談志は口は悪いが、たけしと一緒で、鋭いところがありますね。
じつは今回、『千早振る』をYou-Tubeで三人紹介しましたが、小三治の代わりに談志を入れようかと思って軽く聞いたら、最後のサゲの言い方がどうも気に入らなくて、やめたのです。37:45のところです。
https://www.youtube.com/watch?v=geN7zfwy54I
談志らしいというか、なにか伝統的な噺家の持つ《臭さ》というようなものを除去しようという意識とテレがあるように感じました。

大勢の前で話をしているとき、席にいる人が居眠りをするのは別に気になりませんが、心の中では遺憾に思っているなと感じて気になることがあります。席の人は、大勢の中の一人なので自分の表情が見られてないだろうと安心しているのでしょうが、1000人以上いても演壇からは意外によく分かるのです。志ん生や小さんはさすがにプロですね。談志はちょっと修行が足りないのでしょうかね。自意識が強いのでしょうか。

> ヴァロットンはじめて知りました、勉強、勉強。
エリアンダーさんらしいですね。こういうところも、リスペクトしています。(^^♪

2016/03/12(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

こんにちは

ああ、落語が、最高でした。
これは、いけます。
どの落語家に語ってもらえばいいかなあと
考えてしまいました。
数人の候補があります。

素人、玄人・・面白いですね。

ある一つのことに秀でていて完璧な玄人さん、
だけど、その才能以外は、完全なる素人さんっていますよね。
天才的な学者が、電車にも乗れないなんて話。

そういうことが面白い。

いつもバーソさんのブログで楽しませて
もらっています。

2016/03/12(土) |URL|森須もりん [edit]

Re: こんにちは

森須もりんさん コメントありがとうございます^^)
落語、いけますか。逝けますじゃないでしょうね。どの落語家がいいか。そりゃあもう半可通亭ばーそしかありません。(笑)
冗談抜きなら、五代目柳家小さんが好きですね。おおむね小さんを意識して書いてます。古今亭志ん生の真似は難しいです。
江戸っ子弁が好きなので、関西の落語はあまり聞きたいと思いません。聞くなら、桂枝雀と六代目桂文枝(三枝)と、米朝、文楽ぐらいでしょうか。

ある才能以外は完全なる素人という人、いますね。なんでも無難にこなせる人は器用貧乏なんて言いますが、やはり一芸に秀でないとモノにならないのでしょうか。一芸にも秀でてない人はどうしたらいいのでしょう。(笑)

2016/03/12(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

端的に、収入を得ていれば、玄人、プロ、
得ていなければ、素人、アマでいいと思います。

優れていることが、必ずしも金銭的価値と連動していない不公平感が、
その定義に収まり切れないような、
その定義で縁取っても、はみ出してしまうような、
そんな感情を連れてくるのでしょうね~。

しかし、
金銭的価値に見積もることができない部分で優れている人もいるわけで、
そういう人は、金がすべてではないということを体現しているわけで、
そういう人に対しては、誰かが心を寄せて価値を認めなければならないし、
その誰かがいれば、それでじゅうぶんだと思っているはずです。

今回は、テーマが難しいw。

2016/03/12(土) |URL|青梗菜 [edit]

オセロですよオセロ

「客に満足されたなんざ技術屋の名折れだ。一端の技術屋ならな、客が訳判らなくて驚いて開いた口が塞がらねえ位の物を作ってみやがれ!」
「すばらしいだぁ?なんてこった。客に素晴らしいなんて褒められるなんて、俺はつくづく未熟者だ。職人てぇのはよ、素人なんかに褒められるようじゃ駄目なんだよ。素人が目むいて、ただただ驚いてるぐらいの物を作ってこそ一端よ。なのに俺って奴はよぉ・・・五十年修行してまだ半人前かぁ。」
 思いつきでメモってある職人台詞2パターンであります。未だ出番がありません。
 職人さん凄いですねぇ。私が良くおじゃまするサイト「猫アリーナ」様http://nekoarena.blog31.fc2.com/page-1.htmlの所でしばしば紹介される匠の作品の数々。本当に唸るばかりです。あれぞ玄人。芸能人が片手間でやって持て囃されるのとは次元が違いますぞ。(芸能人のは有名人補正がありますからなぁ。仮に一般人が同じレベルで作ってもあまり評価されない現実。)
 玄人とは芸術家ではありません。本人は職人であると言います。何故なら稼ぐ為にやっているからであります。ところが、稼ぐ為に玄人やっている筈の技術屋が、しかしその技術を金に変えるという意味では素人並み。職人は常に金欠なのであります。長屋の八っつぁん熊さんは貧乏でなくちゃ噺にならんのであります。一方、金は二の次三の次でやっている筈の「芸術家」が、いざ作品を売り出す時の銭ゲバ振り。個展の値札見てくださいよ、んな価値ねーって。・・・何なんでしょうなぁ。あ、私に芸術を見る目が無い?写真に絵の具塗った物とか、ボードに絵の具ぶちまけた物の素晴らしさが判らない素人?はい、判りたくも無いわ。
 技術で黒でも銭で白。技術で白でも銭で黒。白に評価される様じゃ黒じゃないけど、評価されなかったら黒になれない。白は黒を評価できないから白。白にみられたくなくて白を黒と言う黒。馬鹿には見えない凄い服。王様は裸だ!!ハッハッハ。わたくしのコメント何だかワケワカメ。

2016/03/13(日) |URL|miss.key [edit]

おはようございます。

お久しぶりです(●^o^●)
やっとお休みがとれました。

1.お金を頂いて、専門職を担っています。
2.お金を頂いて、学生の指導をしています。
3.お金を頂いて、稚拙な原稿を書いています。


ですが・・・
1.専門職より、素人の方の方が人を癒してくれます。
2.学生の方が、可能性に満ちています。
3.皆さまの方が、才能があります。

ですから、素人・玄人の違いがよくわかりません。
お金を頂くならプロなのでしょうか???
特に、3は、人の手が入るから成り立っています。


願望としては、水商売の玄人として名を上げてみたかったです(●^o^●)

遅くないなら、シルバーバーでも開店しようかしら(*^_^*)

バーソさん、いらっしゃい。
あ、あの「新婚さん、いらっしゃい」の方もリベンジ・・・に遭わされたのでしたね。

ですから、妄想で止めておきましょう。

久しぶりに、バーソさんのコメント欄を荒らしました。お許し願います(^o^)丿

2016/03/13(日) |URL|Miyu [edit]

落語は思わず朗読してしまいましたw
流れるような軽快なリズム感がよいですなあ♪

同人漫画家からプロになった人を茶化す言い回しで「おプロ様」っていうのがあります。
同人漫画家は素人ですが、年収何千万っていう人もいます。もう個人経営会社の社長みたいなものです。
アマチュアとプロフェショナルの垣根を崩す同人漫画の世界…。
しかし、描いている作品は
プロの描いた漫画のキャラクターを借りて構成されている。
同人漫画を読んで、そのキャラが好きになったからと言って、そのキャラが登場しているプロの漫画を手にとる…そんなこともざらにあるようです。
売上に相乗効果がw
こうなると金の問題がプロアマを分けるものではない。

プロの漫画家も本業そっちのけで同人漫画を描いてたりするそうです(笑)
きっと、そっちの方が楽しいのでしょう♪

読み手のことを考えなければならないのがプロ。
必ずしも考える必要のないのがアマ。
創作というのは、読み手のことを考え過ぎると、どうしても似たような体裁になるものです…。
いやはや、なんとも、バランスの問題ですねw

2016/03/13(日) |URL|小奈鳩ユウ [edit]

Re: タイトルなし

青梗菜さん コメントありがとうございます^^)
> 優れていることが、必ずしも金銭的価値と連動していない不公平感が、
その定義に収まり切れないような、
その定義で縁取っても、はみ出してしまうような、

 確かに、そんな感がありますね。

 音程も定かではない若い歌手がゴールデンタイムにテレビに出て、つまらない歌を歌っている場合もあれば、非常に歌のうまい玄人の歌手なのに、テレビには出たことがない人もいます。当然、認知度・収入は段違いです。

 私の考える《真の》プロとは、周知とか収入の有無とは関係なく、ある分野におけるその人の才能(思考・感性・技術)表現の品質程度が並外れて上質であることですね。ゴッホの絵が生前に売れたのは1枚だけだったことを考えても、そう言えます。

 とはいえ世間に認知されるかどうかについては、それもまた才能の一つなんでしょう。天は二物を与えず。知性感性が優れていても、営業力はまた別の才能のようですから。

 レベルの高いブログでは、波長がかみ合う人に出会えて、ぴたりシンクロしたコメントをもらうと、うれしいでしょうね。私には縁のない話ですが。

2016/03/13(日) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: オセロですよオセロ

miss.keyさん コメントありがとうございます^^)
> 玄人とは芸術家ではありません。本人は職人であると言います。
 なるほど、私は今まで芸術家も職人も一緒くたにしていました。

 言われてみると、玄人の語には感覚もさることながら、技術に卓越しているというニュアンスがあります。特に抽象画を画く人の場合は、熟練とか技にはあまり関係なく、アイディアと感覚だけで著名になっている場合があり、それを玄人とかプロとはちょっと言いにくいですから。
 なので確かに、素人が目むいて、ただただ驚いてるぐらいの物を作ってこそ、玄人なんでしょう。美術館に行くと昔の人の技芸の凄さには驚かされます。

 匠とは技術に巧みで、その仕事に人生をかけ、本物を作る人である。
 玄人とは何十年も苦労と汗を流した者である。あ、ここは言うまでもなく、「くろうと」が掛詞になってますからね。駄洒落とも言いますが。

 miss.keyさんも、文章を巧みに書き、絵もマンガも描き、木も彫るので、ええと、名人じゃちょっとオーバーなので、達人にしときますが、達人とは玄人なのか素人なのか、どちらでしょうね~。

2016/03/13(日) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: おはようございます。

Miyuさん コメントありがとうございます^^)
> 1.お金を頂いて、専門職を担っています。
2.お金を頂いて、学生の指導をしています。
3.お金を頂いて、稚拙な原稿を書いています。

 すごい。トリプルプロじゃないですか。そのうえ、お金をいただかないで、4.ブログを三日おきに書き、5.内外のネコの世話をし、6.家族の世話もし、7.菓子パンも大量に買ってくる・・・。よく体がもってます。よほど意思が強いのでしょう。医師に掛からないようにしてくださいよ。ここ、分かりますよね~。

> 願望としては、水商売の玄人として名を上げてみたかったです
 そうですか。面白い話をして、雰囲気を盛り上げるのがうまそうですからね。その美貌と才能で、オトコはいちころでしょう。で、シルバーバーですか。シルババーバーじゃないですよね。(笑) Miyuさんなら、飲まない私もちょいとミネラルウォーターなど飲みに行ってみたくなりますね。あー、でも、私が下手な駄洒落を言っても、決してリベンジしないでくださいよ~。いや、女はコワイですね~。饅頭もコワいし、渋いお茶もコワい。(~_~;)

2016/03/13(日) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: タイトルなし

小奈鳩ユウさん コメントありがとうございます^^)
 落語の《リズム感》を褒めていただいてうれしいです。じつはそこにちょっと気をつかいました。

 同人誌というのはまるで縁がないのですが、漫画の場合はそんなに世界が広いのですか。驚きました。しかし描いている作品はプロのキャラクターの借りているのですか。なら、そんなことをする人はプロじゃなく、プロもどきじゃないですかね。

> 読み手のことを考えなければならないのがプロ。
必ずしも考える必要のないのがアマ。

 なるほど。さすが小奈鳩さん。この定義、納得できます。作品の出来とは、すなわち売れ行きであり、そうなれば読み手に受けることが必要だが、しかし自分の生活が掛かってなければ何でも好きなように書けばいい。

 ある高齢の高名な画家が売り出しの頃からずーっと同じような絵を描き続けていますが、そのわけは、本当は違う絵も描きたいのだが、画商から、それ以外の絵を描いてくれるな、他の絵じゃ売れないと言われるからだそうです。ポルシェ911が昔一度、形を変えたときにファンからそっぽを向かれたのと同じような話ですが、そう思えばピカソは画風を何度か変えていますから、たいしたものですね。

 特定少数しか相手にしてないブログは、気楽なもんですね。あ、そうそう、小奈鳩さんの文章力も洞察力も、私、リスペクトしてますよ。(^^♪

2016/03/13(日) |URL|☆バーソ☆ [edit]

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2016/03/13(日) || [edit]

Re: タイトルなし

[太字]鍵コメさん コメントありがとうございます^^)
 ヴァロットン、なかなかシンプルでいいですよね。もっと面白いのもあるのですが、文章と合いそうなのを選びました。モノクロ版画もいいですが、カラーの油彩も色遣いがいいですね。色の好みが近いでしょうか。

 菊池寛がますます好きになりましたか。菊池寛といえば『恩讐の彼方に』を思い出します。主人公が独りで掘った青の洞門は、実際は寄付を集めてプロの石工たちが30年も掛けて掘ったそうです。でも小説のほうは仇討ちをやめる話も入っていて、なかなか泣かせる話です。場所は大分県にあり、子供のころ大分県に住んでいたので、二回ほど行ったことがあります。
 初めての有料道路だったそうですが、写真を撮りに行けたらいいですね。
 

2016/03/13(日) |URL|☆バーソ☆ [edit]

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2016/03/13(日) || [edit]

Re: タイトルなし

[太字]鍵コメさん コメントありがとうございます^^)
 宮大工の話。屋根裏に自分の名入りの墨壺を残して、何十年後かを想像してニヤリと笑うですか。そんな心意気。なるほど。かっこいいですね。
 古い映画で『野のゆり』に似たようなシーンがありました。ひょんなきっかけで教会堂を作るのを手伝った旅人の黒人が、尖塔のところに自分の名を彫り込むのです。黒人初のアカデミー賞受賞作品です。
 忠臣蔵の話、夜を徹して畳替えをする。あー、そんな話がありましたかね。古い話でも何でも詳しくて、よく覚えているので、驚きます。玄人とはお金で動かない、仕事にプライドを持っている、そんな古き良き職人のイメージですかね。

 圓楽とは仕事でちょっと会ったことがあります。テレビと同じ、愛想のいい目をしてました。寅さんとは道ですれ違ったことがあります。鋭い目をしていて別人のようでした。二人とも玄人ですね。だんだん玄人が少なくなって、素人でもやっていける時代になってきました。いいんだか、そうでないんだか。ま、面白い世の中だとは思います。

2016/03/13(日) |URL|☆バーソ☆ [edit]

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2016/03/17(木) || [edit]

Re: タイトルなし

[太字]鍵コメさん コメントありがとうございます^^)
下戸とは驚きました。
どう見ても居酒屋の雰囲気に慣れていると思っていましたから。
なら私も同じく下戸。
カーカーとカラスが、いや、ゲコゲコと蛙が鳴いているので、家に早く帰るほうです。

2016/03/17(木) |URL|☆バーソ☆ [edit]

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