「バーソは自由に」

考え方はいろいろあるから面白い。

 ものみの塔の「油注がれた者」は、現代の「偽キリスト」だ。 

イエスは、「偽キリスト」や「偽預言者」が現れるが、信じてはならない、と警告した。
イエスの警告は重く受け止めたほうがいい。

今回は、その「偽キリスト」と「偽預言者」が、ものみの塔(エホバの証人)の
自称「油注がれた者たち」、特に『統治体』に当てはまる証拠をマタイ24章23,24節からえたい。

マタイ24:23,24
「その時『見よ、ここにキリストがいる』とか、『あそこに!』とか言う者がいても、
れを信じてはなりません。偽キリストや偽預言者が起こり、
できれば選ばれた者たちをさえ惑わそうとして、大きなしるしや不思議を行なうからです」


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1.「偽 キリスト」とは、「自称 油注がれた者」の意である。
「キリスト」とは、ヘブライ語「メシヤ」のギリシア語で、意味は「油注がれた者」。
「偽」とは、客観的根拠がなく、自分でそう言ってるだけ ということ。
したがって、「偽・キリスト」とは 「自称・油注がれた者」ということになる。
そして、それは、ものみの塔の「自称・油注がれた残りの者」、特に「統治体」とか
「忠実で思慮深い奴隷級」と自称する人々にピタリ適合する。
※注:「偽キリスト」には他に、自分はイエス・キリストの再来だと唱える者もいる。

ものみの塔の「自称・油注がれた者」たちは、どんな者たちか。
1)最初は、ものみの塔の「油注がれた者」は老若男女様無差別歓迎であった
 なぜなら当時は、信者は死んだら天に行くという概念しかなかったからだ。

2)1935年、「油注がれた者」は基本的に新人お断りとなった。というのは、啓示7
 章の「大群衆」は地的級であるとの教理が発表され、1935年までに「油注がれ
 た者」になっていた「十四万四千人」のみが天的級であるとされたからだ。

3)2007年、「十四万四千人」は1935年までに定員満了という教理を 廃止

4)現在、「油注がれた残りの者」は11,202人で、ただいま増加中(2010年度)

北原ミュージアム 024

問題は、ものみの塔の「油注がれた者」は自己申告制ということだ
「油注がれた者」は聖霊により個別に任命され、当人には自覚症状があるとされる(※)
ただし「自覚」ということは、他人には分からないということだ。

ものみの塔協会公式ウェブサイトではこう説明している。
「記念式の表象物にだれがあずかるべきでしょうか。論理的に言って,
新しい契約に入っている人,つまり天に行く希望を持つ人たちだけが,
そのパンとぶどう酒にあずかるべきです。神の聖霊はその人たちに,
自分は天の王として選ばれたという確信を与えます。(ローマ 8:16)
そのような人たちは,イエスと結んだ王国の契約にも入っています。—ルカ 22:29」

したがって、たとえ「十分に試されて」いない十代、二十代の若者でも、
「忠実であることを死に至るまでも示して」いない新人信者でも、会衆の長老には
絶対になれない女性信者でも、自己申告すれば「油注がれた者」として千年王国の
「王兼祭司」内定者になれる(啓示2:10)。 宣教者がジャングルの奥地で見つけた
文盲の土着民はご遠慮ください、というような失礼なことは本質的にないのだ。


自称「油注がれた者」たちに、カリスマ性はあるのか
預言・異言は語らないとしても、聖書解釈が驚嘆するほどすごいとか、
祈りが非常に感動的で涙が出るとか、そこはかとなく後光が差している、
といった事例が少しでもあれば分かりやすいのだが、そんなことはもちろんない。

せめて統治体の成員だけでも、特別なことがあれば必ず出版物で自慢されるはずだが、
そんな記事もない。その他の一般の「油注がれた者たち」についても、
彼らは天で「王」になるとされる者なのだが、その実態は全く見えない。
つまり物的証拠は無いのである。

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2.「偽預言者」とは、「当たらない預言者」のことである。
預言の新解釈を「学説」として発表する研究者はいる。 しかし、名の知れた教会なら、
単なる学説を教理として発表することはしない。 であれば、独自の預言を大胆に発表して
見事に外れているキリスト教団があれば、それこそが本物の「偽預言者」である。
申命記では、それが偽預言者の証拠であると警告している(18:22)。

ものみの塔の独自の「預言」は、どのくらい外れてきたか
ものみの塔は 出版物に教理を発表しているので、目に見える証拠が全部残っている。
俗に「当たるも八卦、当たらぬも八卦」と言って、予言・予測は確率的に50パーセントは
当たるものだが、ものみの塔の場合は「当たらぬも八卦」100パーセントだ。

それに対して、真理は漸進的に理解されるので、預言は外れても気にしない という言い訳、
もしくは居直りがある。 が、それは、その程度の理屈でJW信者を十分ごまかせるだろうと考える
はなはだしい頭の悪さではないか。 一例として下表を見てほしい。
漸進的な理解か、それとも全身的な無理解か、一目瞭然だろう。

表:木下勇治著「昼寝するぶたーものみの塔を検証する」より
「間違いの多いJWの終末予言の例」
・1799年 「終わりの日が始まった」…神の立琴1925年268頁、創造1973年
      419頁
・1874年 「キリストが再臨した」…聖書研究1927年419頁
・1874年「千年王国が始まった」…終了した秘義1917年386頁
・1914年「キリスト教は滅びる」…聖書研究第3巻1891年153頁
・1914年「異邦人による統治は終わる」…聖書研究第2巻77頁
・1914年「第一次世界大戦で勝利を収める国はない」…The New York
      Times1914.10.5
・1916年「今はハルマゲドンの真っ最中である」…ものみの塔1916年9月1日号
      265頁
・1918年「キリスト教は滅びる」…終了した秘儀484-485頁
・1925年「旧約聖書の聖徒たちはよみがえる」…エホバの証人の年鑑1976年
      145頁
・1937年「国際連盟はファシズムの連盟となる」…敵1937年292頁
・1941年「ナチスドイツは英国を滅ぼす」…ラザフォード判事は第五縦隊を
      あかす15頁
・1941年「第二次大戦で枢軸国も自由陣営も勝利を収めない」…ものみの塔
      1941年12月15日号372頁
・1975年「秋には神の千年王国が始まる」…神の自由の子となって享ける永遠
      の命29頁372頁※1975年までにハルマゲドンが来る
・1975年「一つの世代の教理変更」…ものみの塔1995年11月1日号


ものみの塔は、オオカミ少年的預言者である
ものみの塔は、「終わり」は「近い」「近い」「近い」「近い」と、
もう百年以上も言い続けている。まだギネス記録には載ってないが、
不名誉なる「オオカミ少年的預言者」のギネン記録を大幅に更新し続けている。

組織を信じきっているエホバの証人信者は、まことのカミを信じてると思っているが、
じつはまっこと嘘のオオカミ少年を信じているのだ。

北原ミュージアム 068

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3.偽預言者は、キリストが「霊的に臨在している」と主張する。
23節では「見よ、ここにキリストがいる」とか言う者がいても、それを信じてはならない」
と言われていた。 つまり、偽キリストと偽預言者は、キリストが今 「いる」、
すなわち、いま目には見えないが霊的に臨在していると主張する。

1世紀当時にも、「霊的な臨在」を主張する者たちがいた
テサロニケ第二2:1,2「兄弟たち、わたしたちの主イエス・キリストの臨在、
また私たちが集められることに関して、あなた方にお願いします。主の日(ギリシア語
王国行間逐語訳)が来ている という趣旨の霊感の表現や口伝えの音信によって、
また私たちから出たかのような手紙によって、すぐに動揺して理性を失ったり、
興奮したりすることのないようにしてください」
 ※新世界訳では「エホバの日」

当時、ユダヤ社会には「主の日」が実際に来ている事実など全くなかった。
それなのに、今「主の日が来ている」と、未来形ではなく、現在形で主張する者たちがいた。
ということはすなわち、彼らは、今「主の日」が霊的に来ている、今イエスが見えない様で
臨在している、今「油注がれた者たち」が集められている、と唱えていたようだ。
とすれば、これは、ものみの塔独自の「再臨」の教理によく似てないだろうか。
ものみの塔は、1914年以来(※)、今イエス・キリストが「臨在している」と言っている。
今「主の日」に入っていて、「油注がれた者たち」が集められている、と主張している。
 ※ものみの塔は、最初は「1874年から臨在している」と50年間言っていた。

そして、あたかも自分たちだけが特別の霊感を受けているかのように、出版物や手紙で
信者の興奮や動揺を あおり、だから大学進学をしないで開拓奉仕に励め、だから未曾有の
大震災でも集会・奉仕を休むことなく行なえ、と信者を 鼓舞しているのではないか。

※ものみの塔は、1914年から、戦争、飢饉、地震、疫病などの「しるし」が顕著になっている
ので「世の終わり」に入っている と言うが、その物理的根拠は非常に薄弱だ。
そのデータは自分たちが作ったもので、《何々研究所調べ》といったふうに出典が明らかにされていない。 
※次のサイトの説明が分かりやすい。エホバの証人Q&A

北原ミュージアム 063

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4.「選ばれた者たちをさえ惑わす」ほどの「大きなしるしや不思議」。
現在、「エホバの証人」の伝道者数は約700万人。 イスラエルの総人口に匹敵する。
ものみの塔が、イザヤの預言通り※)組織は拡大していると自慢する通り、
これは「大きな不思議」と言えるだろう。
 ※イザヤ60:22:「小さな者が千となり、小なる者が強大な国民となる」

「統治体」の存在も「大きなしるし」と言えるかもしれない
「統治体」は「忠実で思慮深い奴隷級」と同義であり、現在そのメンバーは
「自称・油注がれた者(数名)」と、本来資格がないはずの「大群衆(多数名)」から
っている(※)。彼らは神に等しい絶対的な統治権を信者に行使している。
この権威感は一般の教会には無いものだ。 
※塔1997/5/15号で、統治体の成員に「大群衆」も加えられると変更。

教理に疑問を 呈する霊的脱北者は、「排斥」という(霊的)死刑を 執行される
これはガリレオ時代のキリスト教会やKGB、独裁政府、ファシスト国家と同じだ。
排斥をするのは、真理を愛しているからではない。疑念がエホバの証人信者内に広がると、
自分たち統治組織の存続が脅かされることになり、それが怖いからだ。
怖れゆえに他を排撃する信条と行為は、聖霊の油注ぎを受けてない証拠と言える。

ものみの塔ほど「人間の命令を(絶対の)教理として教える」キリスト教団は他にはない
(イザ29;13,マタ15:9)。 つまり、ものみの塔は、宗教的にも「大きなしるし」を
はっきりと見せているのである。

北原ミュージアム 109
※The photograph was taken in the Kitahara museum.

エホバの証人には真面目な人が多く、支部やベテルの兄弟たちには レベルの高さがある
としても、問題は組織中枢である。 「油注がれた残りの者」とか「忠実で思慮深い奴隷級」
「統治体」と呼ばれる彼らが、本物か、誠実か、ということである。

毎度のように言ってることだが、まだ現役のエホバの証人である方は、
「統治体」の実態について多方面から情報を入手し、ぜひ真に自由で、幸福な人生の日々を送ってほしい、
と心から願っている。



(このブログを最後まで読んでいただき、ありがとうございました)


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はじめまして

昨日の特別集会でニセキリストの話が出ていましたが、そのとき「オマエらのことじゃん」と心の中で思いました。

2011/05/23(月) |URL|ひと [edit]

Re: はじめまして

> 昨日の特別集会でニセキリストの話が出ていましたが、そのとき「オマエらのことじゃん」と心の中で思いました。

-----------★----------------------------------★-----------

「ひと」さん、コメントをありがとうございました。
ブログを読んでいただいて、ありがとうございました。

特別集会では「地震はサタンのせいです」との話があったそうですね。

これを知って、キリスト教を憎んでいるS学会が、長崎に原爆が落とされたのはキリシタン(クリスチャン)が多かったせいだと言ってたのを思い出しました。

そのとき、では、広島はキリシタンと関係ないんじゃないの?、長崎はキリシタンが迫害された土地ではないの? といった疑問を感じたことがあります。

もし「地震がサタンのせい」なら、東北地方はJWが多かったの? 地震の少ないアメリカやヨーロッパはJWが少ないの? 太平洋プレートとかはサタンが作ったの? といったような疑問がいろいろ浮かびます。

こんなバカなことを言う地帯監督や統治体は、よほど頭が悪いか、よほど信者をなめているかのどちらかでしょう。

最近の、集会の週2回への減少、補助開拓30時間の取り決め、「世代」の解釈の訂正などを見ていると、いよいよ「ものみの塔」も末期症状を見せているように思えます。まさに、彼らの「終わり」は近いのではないでしょうか。

また、何か気づいた点があれば、コメントしてください。







2011/05/24(火) |URL|バーソ [edit]

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