「バーソは自由に」

考え方はいろいろあるから面白い。

 ネコは芸術家にインスピレーションを与えている。 

まったく同じものを見ても、導き出される結論が正反対になることがある。

イヌ:「この家の人たちは、エサをくれるし、かわいがってくれるし、よく世話を
してくれるし、写真も撮ってくれるし、気持ちのいい暖かい住みかを提供してくれる
―――この人たちは神に違いない」

ネコ:「この家の人たちは、エサをくれるし、かわいがってくれるし、よく世話を
してくれるし、写真も撮ってくれるし、気持ちのいい暖かい住みかを提供してくれる
―――この自分は神に違いない」


人もイヌもネコも、本質的に性格に違いがあるように生まれてきている。
(面白いことに歴史上、それぞれ神として崇められることもあった)

特にネコは、その自由奔放さと孤高なる奥深さのゆえか、芸術家にさまざまな
インスピレーションを与えてきた―――と無理やり前提して、ネコ好きの画家や
作家などの作品をピックアップしてみました。

川くによし
ジョン・ウィリアム・ゴッドワード(1861-1922)『猫をじゃらす』

●――――――――――――――――――――――――――――――――――
藤田嗣治は、性格さえ分かるように猫を描いている。

藤田の絵はポーラ美術館などあちこちの美術館で観た。面白い表情をした猫の絵が多く、
猫好きだったことが分かる。裸婦の絵は、あの陶器のような乳白色の肌がとてもきれいで、
見飽きない。なぜ子供の顔は皆かわいくないのか不思議。

fujita312u.jpg
YOUKI AU CHAT, 1923 on MutualArt.

猫についての藤田嗣治の感想・・・「私は猫を友達としている。『猫婆』の様に猫が
いなければ生きていられないと言う訳ではない、又贅沢な猫でなければいけないと
言うのでもなく、捨て猫でも泥棒猫でも、拾い上げて飼うのである。
もっともフランスでは滅多に捨て猫はいないが、それでも年に1回や2回は迷って来るので、
そんなのを飼ってやるのである」
――藤田嗣治画文集『猫の本』講談社

hujitaneko.jpg
『猫のいる自画像』1926年

藤田嗣治 裸婦と猫 画集より
『裸婦と猫』http://page18.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w119763403

藤田は「乳白色の肌」の秘密については一切語らなかった。
だが近年の修復で、硫酸バリウムを下地に用い、その上に炭酸カルシウムと鉛白を1:3の
割合で混ぜた絵具を塗っていたと分かった。炭酸カルシウムは油と混ざるとほんの
わずかに黄色を帯びる。絵からはタルクが検出されており、それは和光堂の
シッカロールだったことが土門拳による1942年の写真から判明した。

●――――――――――――――――――――――――――――――――――
ピカソは猫と多くの女たちを愛し、愛された。

猫は絵やデッサンにたびたび登場。野良のシャム猫に「子猫ちゃん」を意味する
ミヌーと名付けたこともある。しかしそんなことより妻と愛人に注目したい。

ピカソねこ
Mujer desnuda con gato , Pablo Picasso 1964

分かっているだけで9人の女性と深い仲になった。40歳以降のピカソとお相手の年齢は、
46歳の時に17歳と、55歳の時は29歳と、61歳では21歳、70代では20代半ば、
79歳には27歳・・・と恋多き人生を送った。ピカソ92歳没後、年月は経るが二人が自殺。
http://www.neatorama.com/2008/10/25/10-fun-facts-about-pablo-picasso/

a5d0poe.jpg
その二人の女性(マリー・テレーズ・ワルテルと最後の妻ジャクリーヌ・ロック)

その二人はこんな顔に描かれた。上の写真と見比べると、なんと、似ている。

aautari9.jpg
『マリー・テレーズの肖像』1937 ・ 『ジャクリーヌ・ロックと花』1954

ピカソはこんなことを言っている。「この世で最も重要なのは愛である。それが
どのような愛であろうとも」。うーむ、いい気なものだ。天才はいいなあ。

●――――――――――――――――――――――――――――――――――
奇想の絵師、歌川国芳の描いた猫だらけ絵。

浮世絵の枠を超えた奇想天外なアイディアや斬新なデザイン力で知られる絵師。
猫の仕草に対する観察眼は鋭く、猫を擬人化した作品も多い。

常に数匹、時に十数匹の猫を飼い、懐に猫を抱いて作画していた。亡くなった猫は
すぐに回向院に葬られた。家には猫の仏壇があり、死んだ猫の戒名が書いた位牌が
飾られ、猫の過去帳まであったという。―――Wikipedia

asuzumi.jpg
歌川国芳『猫のすずみ』

猫がテーマの作品は数多いが、天保12~13年に大きなピークがあり、12年8月には
市川九蔵による猫踊りの一過性ブームがあったことが分析されている。

a歌川国芳 自画像
『枕辺深閏梅』下巻口絵における国芳の自画像

国芳の自画像は、ほとんどが後ろ向き。謙虚だったのか、自信がなかったのか。

●――――――――――――――――――――――――――――――――――
小説『我輩は猫である』で「猫じゃ猫じゃ」の端唄を踊る猫。

『我輩は猫である』より・・・「吾輩が主人の膝の上で眼をねむりながらかく
考えていると、やがて下女が第二の絵端書を持って来た。見ると活版で舶来の猫が
四、五疋ずらりと行列してペンを握ったり書物を開いたり勉強をしている、
その内の一疋は席を離れて机の角で西洋の猫じゃ猫じゃを躍っている


猫が「西洋の猫じゃ猫じゃを躍っている」と書かれているが、漱石はロンドンに
居たときに、当時評判だった絵葉書(下)を見てそのヒントを得たらしい。

neko5.jpg
http://historicviewpostcards.blogspot.jp/2012_11_01_archive.html

その絵葉書はイギリスの猫画家ルイス・ウェインが描いた。
机の左端の猫がかぶっている帽子には「Dunce(馬鹿)」と書かれている。
その左に立って先生に叱られている猫を、漱石は「猫じゃ猫じゃ」を躍っている
とみなしたようだ。―――『吾輩は猫画家であるルイス・ウェイン伝』 南条竹則

なお「我輩」の猫は、漱石が飼っていた初代猫がモデル。
小説の中では「波斯(ペルシャ)産の猫のごとく黄を含める淡灰色に漆のごとき
斑入りの皮膚を有している」と描写されている。

端唄「猫じゃ猫じゃ」は市丸さんの色っぽい声でどうぞ。→You-Tube
猫じゃ(夜陰にまみれて隠れていた男が
うっかり物音を立ててしまい、
バレては困ると猫の鳴き真似をして
ごまかそうとするのをからかう唄)

猫じゃ猫じゃ とおっしゃいますが
猫が 猫が 下駄はいて
絞りの浴衣で 来るものか
オッチョコ チョイノ チョイ

 
●――――――――――――――――――――――――――――――――――
『源氏物語』には不倫のきっかけを作った猫がいる。

若菜の巻で、柏木衛門督という青年が、源氏の君に降嫁した女三宮(朱雀院の
第三皇女)と密通をするきっかけとなったのは、皇女の飼っていた唐猫が御簾を
引っ掛けて開けてしまい、皇女の愛らしい姿を垣間見てしまったから。

チラ見して恋心が募った柏木青年は、叶わぬ恋ならばせめてその猫だけでもと思い、
手に入れてかわいがるが、その猫が懐いて「ねうねう」と鳴くのを聞く。

恋ひわぶる 人のかたみと 手ならせば
なれよ何とて 鳴く音なるらむ


恋わびている人の代わりと思って可愛がれば、どうしてそんな鳴き声を立てるのか
の意。「ねうねう」が「寝よう寝よう」と聞こえたのだ。これほど執着心を持たれると
怖ろしい気もするが、怖い目に遭って見たい気も若干・・・。(笑)

aFI918_1E.jpg
http://www.voluntary.jp/weblog/myblog/631/35199

平安時代は「ねうねう」は「ねんねん」と読み、鎌倉時代は発音も表記も「ねうねう」
で、江戸時代に「にゃあにゃあ」と書かれるようになったそうだ。

●――――――――――――――――――――――――――――――――――
芭蕉と弟子が詠んだ、猫をかわいがる女の句。

猫可愛がる 人ぞ恋しき      (野坡)
あの花の 散らぬ工夫が あるならば  (芭蕉)
さかさに行かぬ 歳月も      (バーソ)

(一句と二句は元禄七年春「五人扶持」歌仙34・35より)

猫を可愛がっている女を恋しい(と想っているが)・・・美しく咲いた花を
散らせぬ工夫が可能なら(恋しい女も美しいままでいられるのに)・・・
しかし逆さには進まないのが歳月だ(体力容姿は衰えるなあ)といった意か。(笑)

黒船やちなみに源氏の君は、自分の妻を
寝取った柏木衛門督が憎いものの、
その道では自分のほうがうわてで
あって、文句など言えた義理じゃない。
そこで、幼い子や孫たちがかわいらしく
舞う酒の席が催された際、柏木の目を
じっと見ながら、こう言った。
 わたしも寄る年波で、酔えば泣くクセ
は止められなくなった。おまえは今は
それを笑っていても、若さというのは
しばらくの間だけだ、「さかさまに行かぬ
年月よ 老いは え逃れぬわざなり」。

※念のため:バーソの句は、おお、本歌取り
のようなものであったのかと思ってくださいよ。
パクリだなんて言わないでくださいよ。
竹久夢二『黒船屋』1919年頃

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
それにしても発想力とは天与の才能ではないでしょうか。そんな気がします。
●「技芸は長く、人生は短し」と言うか、「時よ止まれ、お前は美しい」と
言うか(ゲーテ『ファウスト』)。人生を芸術として楽しめれば、その時々は
最高に素晴らしい瞬間になるのでしょう。それには猫や恋が助けになるのでしょう。
●プロフィール画像を描きました。顔は「バーソ」の字で出来ています。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
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私は猫族ですけど バーソさんは猫を飼っていますか?
今 私の家には猫家族6匹がいつも ご飯を食べに来ています

2015/09/05(土) |URL|milestone [edit]

おはようございます。

私のために記事を書いていただき、ありがとうございます。
うふふ。あ、冗談です。

イギリスの猫飼いの私にとっては、嬉しい記事です。
芸術家ではありませんので、あまり影響はないのですが。
猫のイメージは、犬より劣るようですが、意外と頭が良いと思います。服従しないところが、人間らしく面白いです。
つかみところがないのは、そそられます。人間もそうです。(私は)

しかし、ちゃんと人間の顔色や心を読み取れると感じます。
見えないものまでもみていますよ(*^_^*)

ピカソ様は、多くの女性とお付き合いされ羨ましい限りです。
芸術家は、愛を芸術の源にしているのでしょうか。
それは、綺麗なものだけではないですね。(嫉妬、略奪愛、復讐)

作品は、出会い、愛する頃の作品と終わりの頃の作品は大きな違いがあったようですね。美から怪奇な絵と変貌して行くのでしょう。
美しいままでいたいなら、お付き合いを深めなければ良いということでしょうか?無常ということかしら。

①猫可愛がる 人ぞ恋しき      (野坡)
②あの花の 散らぬ工夫が あるならば (芭蕉)
③さかさにゆかぬ 歳月も      (バーソ)

①納得
②老・病・死に向かいますが、受容もまた花となる。
③男女問わず、です。気持ちは捨てません。
今が一番です(*^_^*)

花も嵐も乗り越えて~
真実がありんす。

2015/09/05(土) |URL|Miyu [edit]

猫はちょっと・・

キュービズムを追随するものとして
彼は憧れである。

70代では20代半ば・・・

まだ遅くはない、おいら絶対ピカソになる!!

ちなみに猫は飼ったことはない、ウサギなら昔可愛がってたことがある、黒い長い耳、黒のコスチュームに真っ白な尾っぽ、いつも二本足で歩いてたっけ・・・

プロフィール画像カッコいいです、ひょっこりひょうたん島のマシンガン・ダンディがサングラスをはずしたらきっとこんな優しい顔だったんだろうなぁ、なんて・・

2015/09/05(土) |URL|ばく [edit]

ネコは芸術家の心をくすぐるんですね。
おもしろいですねえ。
3度読ませてもらいました。
なかでもピカソとウェインの記事が目を惹きました。
ウェインは私も取上げたことがあるんですが、
ウェインは晩年、統合失調症(精神分裂病)に侵され、
ユーモアあふれる画風が変化していき、徐々に抽象的になり、
崩壊していきます。
https://youtu.be/Htf2fER_T_s
ウェインに比べるとピカソはトクですねえ。(笑)
ピカソだって最初はあんなに抽象的じゃなかったですけどね。

2015/09/05(土) |URL|エリアンダー [edit]

Re: タイトルなし

milestoneさん ありがとうございます^^)

 猫族を検索したら、猫属と同じ意味であったり、マオゾクと読む場合もありました。猫好き人間か、あるいは夜出歩く人種のことなんでしょうか。(笑)

 小学生のときにイヌとミケネコを飼ったことがありますが、家が台風で流されて引っ越してからは、なにも飼ってないですね。あ、手乗り文鳥は4羽ほど飼いました。でも、死んだ時につらい思いをしたので、今は飼っていません。

 ネコ家族が6匹も来る。おお、それはかわいいでしょう。ネコが気軽に来れる住環境というのはいいですね。6匹もいると食事の用意も大変でしょう。ネコカンとかペットフードですかね。
 古い話ですが、私の子供のころは、大抵のうちでは、ご飯に味噌汁を掛けるとか煮魚の煮汁を掛けるとか、そんな残り物ばかり食べさせていましたね。今のネコならプイとよそ見されるのでしょうか。人も猫も贅沢に慣れますね。

2015/09/05(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: おはようございます。

Miyuさん ありがとうございます^^)
私のために記事を書いていただき
 ああ、そうですそうです。Miyuさんと、それから最近よく来てくださるネコブログの方々を思いながら書きました。初秋の特別大サービスです。(ナンチャッテ)

服従しないところが、人間らしく面白いです
 イヌ好きの方は、犬は尻尾を振って人間に従順なところがいいのでしょう。面白いですね。なるほど。見えないものを見る能力は優秀そう。化けイヌはいませんが、化け猫はいますし、化け女も・・・いなかったですかね。(笑)

 ピカソの相手は全員が10~20代。そうすると30代以上は女じゃないと結論できますか。あ、Miyuさんは永遠の25歳でしたね。ちなみに私、もう5,6年前になりますが、宮崎おおい似の20歳の子からクリスマスデートを誘われたことがあります。忙しいと言って断りましたが。全然忙しくなかったんですよ。(泪)

連句の解釈で「受容もまた花となる」に感心しました。
で、気持ちも捨てず、花も嵐もノリ越えて~でありんす、ですか。
うーむ、ちょっと語彙と表現が年齢をそこはかとなく感じさせているような部分がなきにしもあらずですが、ま、やる気十分であることは感じます。(笑)

2015/09/05(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: 猫はちょっと・・

ばくさん ありがとうございます^^)
キュービズムを追随するものとして
 ええッ、「追随する者」って、そんなすごい絵を描いておられたのですか。おお、人は見かけによら・・・いやいや、失礼をばいたしました。ばくさんなら、具象的な静かな絵か、淡いタッチの印象派のようなものかと思ってました。

70代では20代半ば・・・
まだ遅くはない、おいら絶対ピカソになる!!
 あはは、そっちの意欲もすごい。バーニー派のようですが、あまり夜は出歩かないほうがお体のためによろしいんじゃないですか、と社員や息子さんからも言われていませんか。いや、そっちの意欲もあったほうが長生きするのかもしれません。ならば、どんどん頑張ってください。(笑)。

プロフィール画像カッコいいです
 ありがとうございます。マシンガン・ダンディと言われると、なるほど、面長のところが似てますか。まあ、ドンガバチョとは違うタイプですが。(笑)

2015/09/05(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: タイトルなし

エリアンダーさん 三度も、ありがとうございます^^)
ネコは芸術家の心をくすぐるんですね
そうなんでしょうね。ならば、私もくすぐってもらいたいものです。ネコでも人でも、この際だれでもいいので。(笑)

 ウェインの統合失調症。鳥獣戯画の英国ディズニー童話ヴァージョンのようなかわいらしい絵が、晩年には電気に感電したようなサイケデリックで派手派手しい曼荼羅のような絵に変わる。ひとつの宗教的な世界を見るようです。

 こういう絵を描くときは、精神が違う世界に行っているのでしょうか。ヒッピーが流行ったころ、レナウン娘のCMがテレビで流れました。LSDでこんな世界に入ったロックミュージシャンが素晴らしい曲を残しています。
 どんな人間にもそんな超精神的な要素がもれなく入っているのだろうかと思うと、人間の本質とはどうなっているのだろうと不思議に思います。

 ピカソの絵は自分の家の壁に飾りたいとは思わない絵ですが、しかし青の時代から始まって、パクリなしで独自にあんな画風を編み出したのはすごい。
 生涯におよそ1万3500点の油絵と素描、10万点の版画、3万4000点の挿絵、300点の彫刻と陶器を制作したそうですから、いつもアイディアが音を立てていつも湧き出していたのでしょう。生まれながらの才能が違うのですね。

 いや、ひょっとしたら、どんな人間にもそんな能力があって、それがたまたま出やすい人と出にくい人がいるということなのか、とも思うのですが。

2015/09/05(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

家内の手作りでその上にキャットフードをのせて 食べさす
豪華版です

2015/09/05(土) |URL|milestone [edit]

猫は苦手でした

バーソ様
こんばんは。

犬は大好きなのですが何故か猫は苦手でした。
あの疑い深いような目が嫌いです。
ところがブログをやっている人は猫好きな人が多く
画面でみているうちに段々好きになってきました。
犬と猫の飼育比率は確か犬の方が圧倒的に多かった筈
なのに私のブログ訪問先は圧倒的に猫なのです。
犬はアウトドアー派、猫はインドアー派で飼い主も
同じなのかも知れません。

バーソの文字で良く顔が出来ましたね。
しかも表情が笑顔で癒されます。

愛新覚羅

2015/09/05(土) |URL|aishinkakura [edit]

Re: タイトルなし

milestoneさん ありがとうございます^^)
家内の手作りでその上にキャットフードをのせて 食べさす 豪華版です
おお、そうですか。すごい。どうも我が家の通常の食事よりいいみたいですね。我が家はいつも有り合わせの手抜きが多いんですよ。内緒の話ですが。

だったらもう野良ではなく、家族じゃないですか。あるいは華族か。(笑)
なのに家族にはならないというのも面白い。ネコって自由奔放に生きるのがいいのでしょう。従順さや愛想はイヌのほうががはるかにあって、なかなかかわいいものですが、でもそれも人間にとっては、ということで、本人にとっては幸せなのかどうなんでしょうね。愛されればそれが一番でしょうか。

2015/09/05(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: 猫は苦手でした

aishinkakuraさま ありがとうございます^^)
 私もイヌのほうが性格がかわいいと思っていました。
 犬は尻尾を振って飼い主に愛情を示すが、猫は知らん顔をしている。忠犬ハチ公はいても忠猫はいないだろう、と思っていましたが、でもそれは人間のほうの身勝手な見方。ネコは自由に生きて楽しんでいる。イヌはかわいそうに人間の顔色をうかがって生きているのかもしれないと思うようになりました。

 確かにアウトドア派かインドア派かに分かれるかもしれないですね。ネコブログが多いのは猫のほうが家にいるので写真を撮りやすいようにも思います。
 イヌかネコか小鳥か飼ったみたいですが、死ぬのを見たくないのと、もし自分のほうが早く死んだらと思うとなかなか飼えません。
 プロフィール絵を「癒される」などと褒めていただいてうれしいです。

2015/09/05(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

画家や作家の生活では散歩など手間ひまかかる犬を飼うのは向いてなさそうですね。中にはそうじゃない面倒見の良い方もいらっしゃるでしょうけど。
猫は家になつくと言いますよね。近所で集会もあるし地域に根付くのかも。
それでも結構人になつきますよ。ある時期猫と一緒に住んでた頃、この子はなつかないと言われた黒猫は仕事から帰る靴音で分かるのでしょうか。路地を入ると、その角から5mぐらい前の所に出迎えてくれて家まで先導するのです。
もう一匹の三毛はお迎えはしないけど、メイクしてる時に必ず膝に乗ってきました。

藤田嗣治のフランス女性の絵は新鮮で活き活きして美しい肌を感じますね。金髪女性に憧れる日本男児の目線かなあ。

2015/09/06(日) |URL|carmenc [edit]

Re: タイトルなし

carmencさん ありがとうございます^^)
 インドア派ではない人は、散歩が好きな犬のほうが良さそうですね。車中の犬はたいてい窓から首を出して真剣に外を眺めています。高速のサービスエリアではイヌの姿はよく見かけますが、ネコはどっかに行ってしまうと大変なのか、ほとんど見たことがないですね。ケージに入っているのかもしれませんが。

 なんとなくネコのほうがcarmencさんには似合いそうです。外まで迎えに来てくれたり、メイクのときに膝に座ったり、無愛想のように見えても、かわいがってくれる人はちゃんと知っているということでしょう。以前、飼っていた文鳥はパソコンが大好きでいつもキーボードの真ん中に座りこんでしまい、キーを打つ手が邪魔だといってしょっちゅう噛み付かれたことを思い出します。

藤田嗣治の肌の色は、西洋人の女の白い肌だからこそ映えたのでしょう。ゴッホやゴーギャンなら、あの乳白色は使いこなせなかったでしょうから。 

2015/09/06(日) |URL|☆バーソ☆ [edit]

偶然猫つながりでしたね。
昔猫を飼っていましたが、飽きないものでした。
人間の最高のペットとして、今後も芸術作品に登場することでしょう。

2015/09/06(日) |URL|マウントエレファント [edit]

猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫ね

 猫派です。断然猫派です。ネコです、猫。ねこねこ。ね゛ごーーーーー。
 はい、錯乱しているmiss.keyに代わりまして彼の脳内に飼っているわたくしドラ猫がお話しさせて頂きます。
 犬は人を尊敬してその役に立つ事が何よりうれしいが為に主人に尽くしますが、一方、猫は人を尊重してその人生に過度に干渉しない為に飼い主と距離を置くのであります。・・・苦しい?
 ふっ、猫被りは無理な様です。本音で話すといたしましょう
 本当は主人元気で留守がいい。暖かい部屋と豊富な食事と、暇な時の遊び相手兼近所の野良除けのボディガードとしての飼い主と言う名の下僕が居ればいいのさっ。
 さあ、今日もチキンとかつをぶしの猫まんまを献上を許すぞ。さ、はよ持って来ーい。

2015/09/06(日) |URL|miss.key [edit]

Re: タイトルなし

マウントエレファントさん ありがとうございます^^)
犬は狩猟用として飼育が開発されたが、ネコはネズミ捕りが有用で、紀元前3千年ごろから古代エジプトで飼われたとか。ネコの顔をした神さまがいましたね。
王にもいました。ファラオネコ。これは違いましたか。(笑)
ネコの顔は絵になりますね。写真写りがいいのはトクですね。羨ましい。

2015/09/06(日) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: 猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫ね

miss.keyさん ありがとうございます^^)
ネコってチキンが好きとは知らなんだ。えーと、ご破算で長いましては、ねこッかわいがり、ねこじた、ねこまたぎ、ねこだまし、ねこなでごえ、ねこばば、ねこそぎ、猫も杓子も、猫に小判、猫に鰹節、ねこを殺せば七代祟る、ねこ灰だらけ、の他にありましたかね。あったらねこまんまを差し上げますが。そんなもんイランイラクにペルシャねこ。はいはい。分かりました。このたびは内容の話に全然ならず、ああ、ねこみそう。(笑)

2015/09/06(日) |URL|☆バーソ☆ [edit]

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2015/09/06(日) || [edit]

こんにちは

冒頭の犬と猫の性格の違いは、まさしく妙を得た説明ですね、
感心しました。
うまいこと、いいますねえ。

最近、私は、高齢ネコちゃん・ワンチャンとの接触が多くて
頭を悩ませていますが・・・
それは別として
私の仕事、訪問ヘルパーの同僚にネコちゃんが苦手なひとも
けっこういます。おかげで私は、ネコちゃんを飼っている
お宅の仕事を、もらえるので有難いです。

ネコちゃんと独居老人のコンビ、たくさんます。
これから増える構図かも。

藤田嗣治の乳白色の肌、きれいだなと思いました。
ブログのバーソさんのお顔の絵もいいですね。

2015/09/07(月) |URL|森須もりん [edit]

Re: こんにちは

森須もりんさん ありがとうございます^^)
 イヌとネコの生来の性格の違い。人間にもありそうじゃないですか。同じ親から生まれてきた兄弟姉妹でも性格が全然違うということがあって、DNAというのはどうなってるのだろうと思います。私も弟とはかなり性格が違いますよ。

 ネコと独居老人のコンビ。集合住宅では禁止されている場合が多いと思いますが、これから植えそうですか。ネコにとってはどうなんでしょうね。
 昔、昭和のイヌはリードなしで勝手に歩いていましたが、今のイヌは年中つながれているか家の中に居っぱなしで、かわいそうなものです。でも食用のために飼育されている家畜よりはマシですかね。人間に生まれてきてよかったです。
 
 藤田嗣治の乳白色の肌色。日本のおしろい(鉛白)を使っているとか。日本人ならではの工夫なんでしょう。昔の女性も化粧品害があったのでしょうね。おしろいはつかいませんが、現代に生まれてきてよかったですよ。

 プロフィールの絵、褒めていただいてうれしいです。カタカナの「バ」の字だと、どうしてもニコニコ顔で、眼にマツゲをつけたような顔になりますね。この顔だと女に生まれなくてよかったですよ。(笑)

2015/09/07(月) |URL|☆バーソ☆ [edit]

バーソさん、こんにちは^^

猫はいいですね。
自分より10倍以上 大きい人間とも、
対等やそれ以上と思っているような風情も、
また可愛いものです。

実家にいるとき、
食べ物をあげたりするわけでもないのに、
お隣の「ぴーちゃん」という猫が、
ほぼ毎日遊びに来てました。
顔を見て、しばらくなでたり遊んだりすると、
満足して帰っていくのですが、
子猫のときから、よく遊んであげていたので、
気に入られたのかもしれませんね。
猫もクールなようで、結構友情には厚いのだなぁ、
などと思っいます。

トカゲや昆虫などの獲物を捕まえると、
「どう?僕ってすごいでしょ?」
みたいな感じで、よく見せびらかしに来てましたっけ・・・
蛇を捕まえたときは、たいそう自慢げに、
近所中をずるずる引きずりながら、
知り合いに見せて歩いていました。

2015/09/09(水) |URL|korva [edit]

Re: タイトルなし

korvaさん ありがとうございます^^)
 言われると確かに、ネコは自分よりはるかに大きい人間に対等かそれ以上の態度を示していて、たいしたものです。ネコをリスペクトする気になりました。
 犬は大きくてもそんなことはなく、人間にかなり気をつかっています。
 豹やピューマに養われた子供は聞きませんが、狼に育てられた少年というのは聞いたことがあります。ネコ科よりイヌ科のほうが優しいのでしょうかね。

 昔、日本でネコが飼われたのはネズミを獲るから。でも米や麦などの穀物を倉庫で保管するようになり、ネズミが減ったのでネコは愛玩用になったという話を読んだことがあるような気がします。記憶がおぼろげですが。

 ネコなのに「ぴーちゃん」という名前は面白いですね。我が家の歴代の手乗り文鳥の名前を思い出します。最長10年半生きたのがいました。

2015/09/09(水) |URL|☆バーソ☆ [edit]

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2015/09/10(木) || [edit]

はじめまして

猫ってホントに可愛いですよね(^-^)

猫って何であんなに可愛いんでしょう。

自分も絵を描いてるけど、実物より可愛く描ける自信が無いので、まだ猫を描いたことはないです。

国芳は自分も好きですよー(^o^)
横浜そごう美術館でやってた国芳展にも行きました。国芳は武者絵から猫絵までバラエティー豊かなので見てて飽きないですよね。
国芳の猫の絵も好きだけど、ウチの猫が一番可愛いと思ってます(笑)

2015/09/12(土) |URL|ponch [edit]

Re: はじめまして

ponchさん ありがとうございます^^)
はじめまして。ようこそいらっしゃいました。

ネコを話題にするとネコ好きな方が近寄ってくる。
マタタビのようです。

国芳の絵、同じ絵をそちらのブログでも使ってますね。
同じ絵を使うと同じ絵が好きな方が近寄ってくる。
またたびたび来てくださいよ。(笑)

2015/09/13(日) |URL|☆バーソ☆ [edit]

『もし、猫だったら』のIDが見つからないでございます 
はじめまして 

こちらの記事、とても楽しんで読みました。 
私は絵描きなので、”ほとんどが後ろ向き。謙虚だったのか、
自信がなかったのか”に、たいへん苦笑してしまいました。
 

2015/09/21(月) |URL|IDが見つからない [edit]

Re: タイトルなし

IDが見つからないですさん ありがとうございます^^)
ようこそ、そして、よくコメントをくださいました。
『もし、猫だったら』のIDが見つからないでございます   
 ブログのタイトル名とAuthor名の関係がよくわからなかったので、検索したら同じFC2なんですね。ネコ好きの画家の方なら波長が合う記事でしたかね、

私は絵描きなので、”ほとんどが後ろ向き。謙虚だったのか
自信がなかったのか”に、たいへん苦笑してしまいました
 「たいへん苦笑した」とは、自分は違うんだぞということでしょうかね。(^^)
 自画像というのは、大抵は正面から描くものと思っていますが、顔が見えないように後ろ向きに描く他の理由は、単に自分を添景として入れているということですかね。
 この絵の場合は着物の絵柄(地獄絵?)を見せたいために後ろ向きのようですが、それにしても『見返り美人』のように顔は後ろを向けば見せられるはず。私が調べたところでは国吉は《ほとんどが後ろ向き》だったそうで、私にはその理由が分かりませんが、ご承知なら教えてください。

2015/09/21(月) |URL|☆バーソ☆ [edit]

再コメは控える傾向にあるのですが。。。
お手数かけて申しわけありません 
URLの記入、うっかりしてました 
上の質問に関しては、
苦虫の味は一度口に入れた者しかわからない、とだけ 

とても面白いテーマですので、うちの方でも近々記事に
しようかと思います (参考リンクでこちらの記事を
紹介させていただきますが、もし問題があるようでしたら
お手数でもご一報ください)

国芳は、猫なら相当いろんな角度から描写できたようですが 
さあ真相は?
北斎も若い時のものは後ろ向きだったり笠を深く被らせたり
いろいろ工夫していたようです 
まあ同業者について絵描きが何かしら申すのは、あんまり
うのみにされない方がよろしいかと。。(笑)

2015/09/29(火) |URL|IDが見つからない [edit]

Re: タイトルなし

IDが見つからないさん ありがとうございます^^)
苦虫の味は一度口に入れた者しかわからない、とだけ
うーむ、奥の深い回答で、本意を推し量りがたいですが、なんとなく苦みばしったイイ男という意味を含んでいるのでしょう。

近々記事にするということ。専門的な解説の入ったものになるのでしょう。楽しみです。拙記事の浅薄さが浮き彫りにされそうですが、紹介はご自由に。

>北斎も若い時のものは後ろ向きだったり笠を深く被らせたり
いろいろ工夫していたようです 
そうなんですか。北斎の自画像は「画狂老人卍」が自分の内面を不動明王のように描いているようで面白いですが、高齢時の顔を見てもおそらく若いときも悪くなかったように思えるのですが。

辞世の句は「人魂で 行く気散じや 夏野原」。
岡本太郎より爆発していたように感じます。(笑)

2015/09/29(火) |URL|☆バーソ☆ [edit]

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2015/10/02(金) 18:45:55 | もし、猫だったら

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