「バーソは自由に」

考え方はいろいろあるから面白い。

 三人言えば虎が出る。少数意見が多数意見になるとき。 

なにか意見を述べ合っているとき、すぐ水戸黄門の印籠を振りかざす人がいる。
その人は、「みんなそう言ってる」「昔からそうだ」「常識だよ」などと言う。

つまり、多数意見は正しいのだ、それがわからぬのか、と言っているのだ。

だが実際には、その「多数意見」は、その人と交友関係にある少数の人たちの間
でしか、または、その人が住んでいる土地でしか合意されていない場合が多い。

aRoger-Viollet1.jpg

「少数」と「多数」の分かれ目は、数は何人ぐらいが目安になるのだろうか?


三人言えば虎が出る―――中国古典『韓非子』
紀元前四世紀の中国戦国時代。魏の国の太子が趙の都・邯鄲(かんたん)に人質
として出されるときに、龐恭(ほうきょう)という重臣が一緒に行くことになった。

出発するとき、龐恭は魏王に言った。

「誰か一人が 『町に虎が出た』 と言ったら信じますか」
「信じるものか」

「一人でなく、二人の者が言ったら信じますか」
「いや、信じない」

「では、三人の者が口をそろえて同じことを言ったら、どうでしょう」
「うむ、そうなれば、信じるであろうな」

「町に虎が出ないことはわかりきったことです。
それなのに三人が同じことを言ったら、信じるとおっしゃる。
私の行く邯鄲はここから遠く離れた所。そんな所へ行ってしまう私のことを
留守中とやかく非難する者は三人どころではありますまい。
どうか、このことをお忘れにならないでください」

しかし、龐恭は邯鄲から帰国したとき、もはや魏王に目通りを許されなかった。


註:中国語の「三」は厳密な「三」でなく「大勢」の意の場合も多いそうだ。

Roger-Viollet8.jpg

この話は、複数の人たちが言えば嘘の話も本当になることを言っている。
身近にいる数人の意見は、イコール多数の意見となり、それはすなわち自分自身
の考えになりやすいのだ。


人は、身近な、自分の好きな考えだけを取り入れている。
中国2012年10大ネット流行語の一つに「中国式過馬路(中国式道路横断)」がある。
意味は、たけしの「赤信号、みんなで渡れば恐くない」と同義のようだ。

この「みんな」とは、中国ではたまたま道路に居合わせた者たちのことだが、
日本ではそんなに無規律な者はいないので、「みんな」とは、たけし軍団の
ような仲間同士や気の合う者たちであると考えていいだろう。

情報氾濫の時代。人は、正しいものだけを思慮深く選んでいると思っている。
だが、実際には、自分の趣味や志向に合ったものを選んでいる。
友人にしても、大抵は自分と波長の合った人と付き合っている。
ネットにしても関心のあるものだけを見ているだろう。

つまり、ふだん接しているのは自分と同じ波長の人たちばかりなので、
たとえ人数は少なかろうと、イコール「みんな」と思っているわけなのだ。

みんながすることは正しいと思うのが「常識」。
みんなの言うことをそのまま暗記するのが「知識」。
みんなの言うことはウソだと決めてかかるのが「偏見」。
みんなが何と言おうと自分のやり方を押し通すのが「信念」。
みんなが非難しようと証拠がなかろうと信じ込むことが「信仰」。
みんなの言うことより自分の心に感じることを優先するのが「良識」。
みんな生まれたときは白紙であったが経験により習得するのが「智恵」。

aRoger-Viollet4.jpg

人が「みんな」から離れることができないのは、「人への愛」と「不安感」が
人類の意識の根底にあることを示しているのかもしれない。


人生とは大勢の「みんな」の中で生き抜いていくこと。
わたしは人生について、いつもこう言っていますが、どうでしょう。
・人間がこの地球に生まれてきた理由は、《みんな》の中に混じり合い、
喜びや悲しみ、楽しさや苦しさ、恋しさや憎しみといった感情を味わいながら、
せいいっぱい生き抜くことだ。
・人生で重要なことは、自分思考や感情を大切にしながら、そして他の人たちの
思いも大事にしながら、自分が本当にしたいことをしていくことだ。
・真摯に生きる人生に失敗はない。結果はすべてオーライ、と思って良い。

バーソは少数派的志向です。(←「的」を付加したのは小心のせい)
別に世をすねているわけではないのですが、ひとと違うことをするほうが
面白いと感じるタイプのようです。
読むものなら、相対性原理は間違ってるとか、血液は骨髄ではなく腸で
造られるといった定説ではない本に興味があります。見るもの聴くもの、
仕事や服装、趣味、宗教、政党、車に至るまで、概して《多数派》ではないほうが
好きですね。

おまえは根が偏屈なんだろうと思われますか。
んーー、自分では少年のように素直なつもりなんですが。

aRoger-Viollet3.jpg

常識とは、18歳までにあなたの精神の底に沈殿した偏見の堆積にすぎない
アルバート・アインシュタイン 『数学は科学の女王にして奴隷』E・T・ベル


資料:『強者の管理学韓非子』守屋洋(著)
写真:「約100年前のフランス・パリの時事ニュース用写真」
(1878年-1952年にフランスの写真代理店Roger-Violletが撮影)
「Neta Site」http://netasite.net/archives/23721712.html
「Roger Viollet」公式サイト:http://www.roger-viollet.fr/



フォントについて。Google Chrome ver.42では、フォントがメイリオになったため、
文字数が大幅に減る行が出てレイアウトが崩れたことを4/18に書きました。
拡張機能「Advanced Font Settings」を入れてMSフォントに戻すようにしたのですが、
しかしメイリオを好む人もいるかと考え直し、Google Chrome 42のメイリオの場合
の文字数を意識して書くことにしました。
句読点やカッコ類は行末付近に来ないよう気をつけますが、Internet Explorerなど
他のブラウザでは行末にかなり空きが出る場合があるかもしれません。

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まさに役員会議

バーソ様
おはよう御座います。

役員会議なんかがおっしゃる通りの場ですね。
会長や社長のアイデアが陳腐であってもイエスマンの役員達が絶賛する。
そしてそれが全社の意見となる。バカバカしい限りです。
会社なら影響を受ける範囲が知れていますがこれが国家となると大変
なことです。
いくらいい考えがあっても反体制といわれてしまう。
いい国にはなりませんね。
私もバーソ様と同じで多くの人が好きなものは否定していました。
子供の頃から巨人、大鵬、玉子焼きではありませんでした。
(玉子焼きだけは好物)
焦点が変わりますが、みんながの7か条の階段状の作りはみごとですね。
相当綿密に考えられたのでしょう。

愛新覚羅

2015/05/09(土) |URL|aishinkakura [edit]

おはようございます。

ショートコント
お待たせいたしました。

バーソさん&Miyu

Miyuで検証します。

Miyuがすることは正しいと思うのが「無常識」。

Miyuの言うことをそのまま暗記するのが「お笑い知識」。

Miyuの言うことはウソだと決めてかかるのが「裏切り」。

Miyuが何と言おうと自分のやり方を押し通すのが「執念」。

Miyuが非難しようと証拠がなかろうと信じ込むことが「詐欺のカモ」。

Miyuの言うことより自分の心に感じることを優先するのが「思い込み」。

Miyu生まれたときは白紙であったが経験により習得するのが「悪智恵」。

ざぶとん何枚いただけますか?楽しみです。
ちょっとキレが悪い朝です。

さて、少数派のなかで生きている私にとっては・・・(*^_^*)

「普通は・・・」
という言葉、普通の基準の根拠をデーターで提出願います。

お邪魔いたしました。


2015/05/09(土) |URL|Miyu [edit]

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2015/05/09(土) || [edit]

またまたおじゃましま〜す( ^ω^ )
Miyuさんにつられてまたまたきちゃいました。
中国のホウキョウのお話、とても身につまされるお話でした。
たくさんの人の中で生活する私たち。ともすれば、人の意見に流されて自分を見失うことも多いですよね。でも、反面、自分という個性にはこだわりたくて、、、
自分が自分として生きる難しさを感じてしまいます。

そんな感想を持ちつつコメントのページを開いてみると、、、Miyuさんという方はなんという人でしょう
(^_^;)
ま、それはそれで素晴らしいですね。私も自分に置き換えてみようかしら〜〜(^ω^)

2015/05/09(土) |URL|ぶるーべりー [edit]

Re: まさに役員会議

aishinkakuraさま ありがとうございます^^)

会社ではかなり意見を堂々と述べて潰された苦い経験が沢山あるのですね。
保守志向が全て悪い訳ではないですが、進取の気鋭がないのは困りものです。

今朝のテレビで「ユニバーサルスタジオ」が勢いを盛り返したのは、ある建て直し人がいて、常識破りの策でテコ入れしたからだというのをチラッと見ました。やはり革新とは頭のやわらかい人の智恵と思い切った行動力なんですね。

おや、巨人・大鵬・卵焼きではなかったのですか。じゃあ、年季が入った革新志向ということ。だから今でもジョブズ教の信者を標榜しているのでしょう。

「7か条」と言われて数えました。数は意識してなかったですよ。
いつも文字数を意識して書いているので、文字数を調整するのは、そう苦じゃありません。書いてるうちに、ここは階段状にしようと思いつきました。ほめていただいて、うれしいです。
見た目を重視しているせいもあり、内容はいつも浅いです。文字数自由だと、定義にしても厳密に書く必要があるので、かえって大変かと思います。

2015/05/09(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: おはようございます。

Miyuさん ありがとうございます^^)

おーーっ、うれしい。よくコント台本を書いてくださいました。
ざぶとんは10枚ドーンと差し上げましょう。ただし賞品はナシですけどね。
さて、『Miyuとバーソ』のコントコント。

>Miyuがすることは正しいと思うのが「無常識」
 いえ、美しいヒトがすることはすべて正しいと思うのが「普通」です。 

>Miyuの言うことをそのまま暗記するのが「お笑い知識」
 Miyuさんはなぜ面白いのかを考えると一晩中眠れないのが「普通」です。

>Miyuの言うことはウソだと決めてかかるのが「裏切り」
 おそろしー。私だけは決して裏切りませんと確約するのが「普通」です。

>Miyuが何と言おうと自分のやり方を押し通すのが「執念」
 Miyuさんから言われたら絶対素直に従順に従うのが「普通」です、はい。

>Miyuが非難しようと証拠がなかろうと信じ込むことが「詐欺のカモ」
 はいはい、サギとカモは共に渡り鳥でしたねと信じるのが「普通」カモ。  

>Miyuの言うことより自分の心に感じることを優先するのが「思い込み」
 うーむ、心とは感じるものなり、つねったら痛いものなり、が「普通」かな。

>Miyuが生まれたときは白紙であったが経験により習得するのが「悪智恵」
 おおー、女はコワい。でも近づきたいと思うのが男の「普通」です。(涙)

「データー」で提出せよ、なんて突っ込まれましたがね、ムズかしいので、
でーたとこ勝負の、でーたらめなボケ回答でマケといてくださいね。(^^ゞ

2015/05/09(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

Re: タイトルなし

ぶるーべりーさん ありがとうございます^^)

あー、よくおいでくださいました。お待ちしていました。
ホウキョウの話、見につまされる話でしたか。
夏目漱石『草枕』の「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。
意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい」を思い出しませんか。

>自分という個性にはこだわりたくて
そうです。自分という個性は世界でただひとつだけ。ぜひ、こだわって生き抜いてください。生きることが難しい世の中で、それが上手にできるようになることも、人生の目的のひとつなんじゃないでしょうか。私はそう思います。

Miyuさんて素敵な方でしょう。ブログも素晴らしいですよ。楽しくて、ジーンとなって、ファンが大勢います。ブログ村ランキング1位です。リンクを勝手に貼ってあるので(下から2番目)、クリックして訪問してみてください。ニャンコさんたちももかわいいですよ。

なお、コントはコントも続くと思いますので、また立ち寄ってくださいね。

2015/05/09(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

こんちは〜

まだ生きてますよ〜

今回のワード「みんな」、とても怖いお話ですねぇ。

三人言えば虎が出る、昨今の圧倒的多数のなんたら党の親分さんは虎どころかあれもこれも何でも出しちゃいます、そして堂々とそれが「みんな」の総意なのじゃ!!みたいに、のた申ておられますが・・・

「少数」と「多数」の分かれ目は、何人ぐらいの数が目安になるのだろうか?とのクエスチョンにアンサーさせていた頂きますなら、一人でしょうねぇ49対51、49999対50001、半数から一人がどちらかへ仲間入りしますれば一人多いほうが多数です、多数決主義の昨今のご時世でそうなるんでないべかねぇ。

それともう一つの「みんな」、それはマスコミ!!
ありの〜ままに〜♪、報道は真実、そんな風に健全にしつけられてきたおいら、だからテレビのニュースで「みんな」こう言ってますなんて報道されたらなんの疑念も抱かず、そうなんだぁ「みんな」そう言ってるんだぁ・などと信じてしまう。

「みんな」の中のおいらは、一派からげて「みんな」になり、その中からおいらを探そうと思っていても、「みんな」に埋もれて探すのはもう無理・・

私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面を速く走れない。

私が体をゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさんな唄は知らないよ。

鈴と、小鳥と、それから私、
「みんな」ちがって、「みんな」いい。

ま、結局はこう言う事なんだけど・・・

2015/05/09(土) |URL|ばく [edit]

Re: こんちは〜

ばくさん ありがとうございます^^)

>まだ生きてますよ?
あの4月の日は、えーッ、と大声を出して驚きましたよ、約5秒間ほど。脅かさないでください。ゴルフばかりして。かなり元気じゃないですか。ったくもう。
ま、こうして長い文章を書いてくださるので、許してあげましょう。(^∇^)

そうですね。少数派がだらしがないと、多数派が入れ替わる。正論よりも結局は力が強いほうが勝つ。と、世の中はそうなってるようですね。
で、多数と少数の分かれ目は「1」ですか。なるほど、多数決の論理ですか。

落語に「一眼国」という噺があります。一つ眼の国に迷い込んでしまった普通(二つ眼)の人が、おや、これは珍しいというので見世物に出される話です。多数派が愚かしいと少数派は暮らしにくいということですが、なかなか、これといった良い決着の方法はないようですね。
いずれにしても少数特権階級の議員は頭悪過ぎ、報酬は高過ぎ。ヨーロッパの先進国のやり方をぜひ見習ってほしいものだと思います。

で、最後は金子みすずさんの詩。みんなとりえがあるのですね。みんな生きている価値を持っているのですね。なにはともあれ、人間でよかったですね。
「まだ抜けきらないあくの苦味」を味わってみたいものです。
北海道、一度でいいから行ってみたいです。初夏は特にいいのでしょうね。

2015/05/09(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

疑ってかかるところから、発見が生まれると思います。
ドラマでも少数派の主人公が真実に迫ったりします。

2015/05/09(土) |URL|マウントエレファント [edit]

Re: タイトルなし

マウントエレファントさん ありがとうございます^^)

>疑ってかかるところから、発見が生まれる
そうみたいですね。通説や定説をそのまま受け入れるのではなく、他に考え方はないのかと考えるところから新しいものが生まれてくると言われますから。

マウントエレファントさんも多数派志向ではないほうじゃないですか。
少なくとも保守安定を望むほうじゃないでしょう。そう思います。
多彩で柔軟な発想は、硬直した頭脳からは出ることはないですからね。
毎日よくアイディアが尽きないものだと感心しています。

2015/05/09(土) |URL|☆バーソ☆ [edit]

流行は嫌い

 みんながやる事は敢えてやらない。へそまがり。

 常識だと言う人ほど非常識なものですね。今までに大勢会いましたよ、そういう人。以前に私が居たところは世界そのものが非常識でした。〇〇の常識は世間の非常識と言う有様でした。しかしそういうところの人間が経済を握っている。由々しき事態です。世間の景気は非常に悪いです。しかし株価だけは好調です。実体の無い金融だけが膨れ上がり、実態たる家計は縮小する。実体の無い会社なる物だけが越え太り、実態たる人間はやせ細る。しかして誰が幸せになるのでありましょうなぁ。

2015/05/10(日) |URL|miss.key [edit]

Re: 流行は嫌い

miss.keyさん ありがとうございます^^)

>みんながやる事は敢えてやらない。へそまがり
 ははは・・・言い方は違えど、志向は私とおんなじだ。
 「敢えてやらない」へそ曲がり。そう、憎みきれない「へそ曲がり」。(笑)

 「経済を握っている」って、仕事は経済関係でしたか。ちょっと意外でした。やわらかめ系の仕事かと思っていましたよ。

 朝、近くの手作りパン屋に行ったのですが、いつも買うパンが値段は変わらないのですが、以前より3割ぐらい小さくなっています。株価にはまったく関心がなく、縁もないのですが、世間の物価は確実に上がっているようです。

 常識的な人が常識的なことをして、常識以上に良くなることは常識的にあり得ない―――。考えてみると歴史上で偉大な人物というのは、みな型破りでした。内外に敵が大勢いるような人が、まあ、やり手であるとも言えるのでしょうか。

 日本人は「中庸」とか「無難」を好む傾向が強いと思いませんか。
 「妥当」という言葉がそれを表していますし、「節度」「ほど良い」「頃合い」、そして「自然体」「淡白」といった言葉もそれに近いのでしょう。
 「いい加減」とか「適当」いうのは本来はちょうど良いバランスでよろしいという意味だったのでしょうが、現状維持で、言わばお茶を濁すような思考を放置していると、まさに「いい加減」で「適当」なものになりやすいのでしょう。

 経済・政治については門外漢なのですが、歴代の総理を見ていると、性格的・政策的に無難な人が高評価を得ていたように思えます。今の総理はだいぶ違うようですが、一部の企業などは賛同しているとしても、長い目で社会全体を見ると、どうなんだろうと思います。

2015/05/10(日) |URL|☆バーソ☆ [edit]

こんばんは

私もバーソさんみたいに周囲に迎合、付和雷同しない気持ちは
あるのですが、実行は難しく、流され、曲げられ、自分でなくなったりします。
まあ柔軟に対応できるといいですね。
故人の映画監督、小津安二郎がこう言っています。
「ぼくの生活条件として、なんでもないことは流行に従う。
重大なことは道徳に従う。芸術のことは自分に従う」

2015/05/10(日) |URL|エリアンダー [edit]

Re: こんばんは

エリアンダーさん ありがとうございます^^)

おお、さすがに博識ですね。結論が出てしまいました。
この小津安二郎の言葉はたいしたものですね。

 「なんでもないことは流行に従う。
 重大なことは道徳に従う。芸術のことは自分に従う」

私は以前は、世の事はすべて悪だという教育を受けてきたせいもあって、
世の流れに精神的に抵抗するところがありました。
しかし、別に悪いことじゃない普通の事は、みんなと同じでいいのでしょう。
秋が来たのに夏服じゃおかしいし、まだ夏なのに秋服を着るのもおかしい。
時代の風に合わせて自然に生きるのがいいのでしょう。

「重大なことは道徳に従う」もまったく共感します。貪欲に従ったり、野心や利己心に従うのは人間として恥ずべきことです。最近はそんな精神が世界的に薄れていますね。

この「芸術のことは自分に従う」は特に素晴らしいと思いました。
そう言えるだけのものを自分は持っているという自負心があるのですね。それが羨ましいです。凡人にはなかなかこういうことは言えません。

しかし、これを読んで、こうも思いました。
そういう自負心を持っていなくても、それほどの才能がなくても、もし自分のやりたいことが何かあれば、ひとに迷惑が掛からない限りという条件付で、やったほうがいいのではないか。
なので、「自分のやりたいことは自分に従う」というのはどうでしょう。
人は社会的動物。自分一人で生きているわけではないので、なかなか実行は難しいのでしょうが。

エリアンダーさんはその辺のバランス感覚が柔軟で上手そうですね。

2015/05/10(日) |URL|☆バーソ☆ [edit]

こんばんは

ブログの写真、素敵です。
自分がその中に入り込んでしまいそう。
一番下の写真の車の形も好きです。

私は少数派のほうが好きです。
でも少数派でいながら、多数派みたいな顔もしていますが。

多数派のような顔をするマスコミが苦手です。
良識があるがごとくふるまっているマスコミは
残酷だと思うことが多々あります。

2015/05/11(月) |URL|森須もりん [edit]

Re: こんばんは

森須もりんさん ありがとうございます^^)

ひょっとして、旅行先はヨーロッパ、パリじゃなかったですか。
アジア方面ではないような感じがします。

このパリの写真を選んだのは古くて版権の問題がないためですが、
でもパリの雰囲気が好きなせいもあります。
私は、パリに行きたしと思えど、行ったことはないのです。
一度でいいから行ってみたいというのが願望です。

車のカタチ、好きですか。私もこういう古き佳き時代の流線型が好きですね。
手前のはアメ車だと思います。その向こうの2台はルノーの700ccぐらいの車だと思います。この時代のモノは何でもいいフォルムをしてますね。

>良識があるがごとくふるまっているマスコミ
ニュース番組などでは、よく「国民は~」とか「日本中が~」という言い方がされるので、気になるときもありますね。
一部を見て全体を即断すべきではないのですが、頭のいい人は、どうしても自分の意見がすなわち全体の意見なのだと思いがちなのでしょうかね。

2015/05/11(月) |URL|☆バーソ☆ [edit]

水戸黄門の印籠は昔家にありました。勿論レプリカですけど、それでよく「この門どころが目に入らぬか!」と遊んでたものです。

>人生とは大勢の「みんな」の中で生き抜いていくこと
これはどこでも大切ですね。色んな人のいる中で生きていかなければいけないですからね。
規律が強い日本では特に集団生活が大事とみなされてますけど、中にはそれから外れて一人でいるって人もいますね。
私は規律は大事と思いつつもあまり集団生活は好まない方です。

ところで高崎山に行った事ありますか?先日生まれた赤ちゃん猿の名前が英王室の人と同じ名前になって、500件もクレームが来ましたが、何の問題があるのか?って思いますね。
英大使館も問題がないと言ってますし。結局そのままの名前にする事になりましたけど。
高崎山はだいぶ昔に行ったきりですね。猿の世界も人間ほどではないですが、集団制があるし、縄張り争いや権力争いなどがあるようです。

2015/05/12(火) |URL|想馬涼生 [edit]

Re: タイトルなし

想馬涼生さん ありがとうございます^^)

「これが見えぬか」。事件がこじれる前に、最初に出したらいいじゃないか、
と、いつも思ってました。悪人もすぐ恐れ入るお上の威光はたいしたものです。

規律は大事と思いつつもあまり集団生活は好まない方
そうですか。感覚や感性が豊かな人はそういう傾向があるように思います。
サッカーでは血が踊っても、それ以外では沈思黙考の時間が多いのでしょう。

高崎山は子供の頃、何度も行きました。猿たちのにおいもまだ鼻に残っています。
このたびの日本人と英国人の思考の違い。面白いと思いました。
英王室の人と同じ名前では失礼になると思った人は、葵の紋所を見せられたら、ははーっと平伏するタイプの人ではないでしょうか。伝統的な日本人ですね。

猿の世界は典型的な親分子分の世界。親分が偉そうな顔をして現れれば、まわりは恐れ入るので、印籠は必要なし。大体ポケットもないですしね。(笑)

2015/05/13(水) |URL|☆バーソ☆ [edit]

聖書への造詣も深く独自の視点からものを言うバーソさんの文章、
わたしはすきです。
わざと世間と違うことを言うのではなく
素直に内部から出てくることをそのまま言っているものと
わたしは考えています。おもしろいです。

中国での3は数の3の意味もあるし多数の意味もあるようですが、
そうですね。天文学のほうで三体問題ってのがあるらしく、
それによると、二つまでの天体の動きはなんとか数学的に
扱えるが、三つになると突然複雑さが100倍くらいになって
三つの天体の動きを物理的に精密に記述することが
できない(or できないくらい複雑になる)と何かで
詠んだことがあります。3という数は、2プラス1の意味も
あるんでしょうが、0、1、2、までとは次元のちがった意味も
大きく持っているような気がしますね。^

2015/05/15(金) |URL|天安 [edit]

Re: タイトルなし

天安さん ありがとうございます^^)

あたたかい励ましの言葉、ありがとうございます。うれしいです。

地球は太陽を回っている。太陽系は銀河系の中を回っている。銀河系は宇宙の中で回っているのでしょう。そして宇宙は他にもあるという話もあります。
ニュートンの力学は、量子や宇宙の次元ではアインシュタインの相対理論に補正されました。もしこの世界とは違う次元の世界があれば、また違う理論でないと適合しなくなるのだろうと考えると、不思議な感じがします。

そんなことを思うとポアンカレの「3体問題」は、永遠に解決不可能のように素人考えで思います。フラクタルのことを考えると、ミクロのことを調べれば、マクロのことがある程度は推測できそうに思えるのですが、これも凡人には及びも付かない難しい話です。こんな話、知るだけでも面白いですね。

2015/05/15(金) |URL|☆バーソ☆ [edit]

怒り

 素敵なブログですね。

 リンクさせていただきます。

 少数派と多数派の問題は、難しいですよね。

 それなりに、みんな、滞りなく生きていけるようになるといいのですが。

 人間の攻撃性は、とても難しい問題だと思います。嫉妬にせよ、妬みにせよ、怒りにせよ。

2015/08/24(月) |URL|ササクレ [edit]

Re: 怒り

ササクレさん ありがとうございます^^)
ようこそ。はじめまして。こちらもリンクさせていただきます。

人間の攻撃性は、とても難しい問題だと思います
嫉妬にせよ、妬みにせよ、怒りにせよ
そうですね。攻撃性があるのは、防御意識が強いからじゃないですかね。
そうであれば心の奥深いところに本人は意識してないかもしれないかもしれないが不安があるのでしょう。臆病な犬ほどよく吼えると言いますから。

本当に自分に自信があれば何を言われても気になりません。まあ、ばかなことを言ってるわ、哀れな人間だと内心で思うだけです。ところが自信がないので、傷つけられるのが嫌なので、相手を攻撃するのでしょう。偉そうにする人と々で、自分に本当の意味の自尊心が欠けているのじゃないでしょうか。
といったことを考えてしまいました。また何かご意見をお寄せください。

2015/08/25(火) |URL|☆バーソ☆ [edit]

バーソさん、多数はね、
そもそも考えてないんだわ。
少数は、少数の自覚があって、
多数を知った上で、多数に違和を感じて、
自分のオリジナルを出してきます。
考えれば、自ずと少数になるんだわ。

学校の勉強なら、常に、外側に正解があって、
正解を言い当てれば、
先生とか親とか、外側から認めてくれた。
なんにも考えていなくてもね。
オリジナルを出してくると、
つまり、考えると、不正解になりました。

多数は、本来の思いとは結びつかない思いを取り出して、
表層を滑ってるだけぢゃないかなぁ。
正解は、多数が保証してくれているし。

バーソさんは、そのあたり、くどくど書かなくても、
もうとっくにそんな立ち位置にいるのですけど。

間違いは、前提みたいなものです。
誰からも、認められることなんて、
書く意味さえありません!

2015/10/07(水) |URL|青梗菜 [edit]

Re: タイトルなし

青梗菜さん ありがとうございます^^)
オリジナルは、よく考えた結果の思考だとしても、考えたから良いものとは言い切れないでしょう。狭い了見で考えたゆえにゆえに悪い場合もあり得ます。
大体、何が良いのか正しいのか、これには厳密には正解はないでしょう。

ただ、聖書という規準がある人生は容易ですよ。正しいか正しくないかは聖句を思い出せば、すぐ分かるのですから。宗教が流行る理由のひとつは、物事の正邪がすぐ判断できて安心できるからじゃないでしょうか。

少数派が好きな人というのは、まあ、私も(青梗菜さんも?)そのようですが、自分では自分が嫌いだと思う気持ちがかなり強いくせに、一方では自分の個性ないしは独自性を強く愛しているところがないでしょうかね。

ところが歳を重ねると変わってきます。若い頃は周りなんか気にしないと強気でいられても、失敗を繰り返してきた自分の人生を振り返ったとき、つい多数派に言い訳をしたり、迎合したくなることが時としてあるものです。

と言いながら、じつは私は、この頃は正解不正解などにあまりこだわらなくなり、いまは自分がしたいと思うことをしたいと思うようになりました。

もっと言うと人生には不正解など無いと思っています。どんな道を歩もうが、すべて自分に必要な道なのだろうと思っています。

クルマの話にします。以前はトヨタ車だけはイヤだと思ってましたが、最近はあまりそういう狭い気持ちはなくなったというか「いい加減」になってきました。性能が普通でカッコが良いなら、三菱でもいいですね。

ただし、着るものでも趣味の物でも、デザインと色だけは、自分の好みを一番重要視しますが、その他の事はおおむねどうでもいいですね。
少数派でも多数派でもなく、中途半派です。(笑)

誰からも認められることなんて、書く意味さえありません!
ああ、頭脳優秀な青梗菜さんならそうでしょうね。私は敵いません。(^^)

2015/10/07(水) |URL|☆バーソ☆ [edit]

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