「バーソは自由に」

考え方はいろいろあるから面白い。

 付録のイヤホンPiano Forteは、2,000円超の懐かしい音がした。 

本屋で「ヘッドフォンブック 2011」 の付録が目についたので買った。2000円。

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ファイナルオーディオデザイン製のイヤホン「Piano Forte」が同梱されている。
ドライバーユニットは15.5mmと大口径。マグネットはネオジウム製。
出力音圧レベルは16Ω・108dB。イヤーパッドは音質のため省略されている。
スペックはなかなかだ。

評価をネットで調べたら賛否両論だった。
いわく、コストパフォーマンスが高い。響きすぎる。音場が広い。音がこもる。
そして、耳が痛くなる、というのもあった。
Final Audio PIANO FORTE II」として、
amazonで2,891円で市販されているものと基本的に同じらしい。
オールホーン型スピーカーの理論を応用している という点が非常に気に入った。

iyahon.jpg

聴いてみた。ネットの評価はみな合っていた。
メーカーの説明どおり、確かにイヤホン特有の、音が頭の中心に集まる感じが少なく、
スピーカーのような音場感があるような気がする。

音は少々こもっている。響きが良すぎるのかもしれない。繊細感はあまり期待できない。
長く聴いていると耳がちょっと痛くなるが、使っているうちに慣れる。
カナル式イヤフォンの欠点である、耳穴がふさがっている圧迫感がない。
これがなかなか気持ちいい。音漏れが少々あるので電車通勤の使用には向かないと思う。

ふだんはウォークマンのイコライザーを、「ポップス」か、低域を少々持ち上げた「カスタム」に
しているのだが、それを「オフ」にし、サラウンドを「スタジオ」から「オフ」にしてみた。
そうしたら、バランスがよくなり、好みの音に近づいた。

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聴いていたら、だいぶ前に、場所はアキバだったか、オーディオ専門店の狭い試聴室で
大型スピーカーを聴いたときの空気感を突然ふうっと思い出した。ゆったり感と響きのある音が、
そういうデジャヴを呼び起こしたようだ。 ジャズ喫茶で、アルテックなどの38cmウーハーから出る、
中域の張った、わずかに箱鳴りのある音を聞いているような懐かしさをちょっと感じる。

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とりわけケニー・Gのサックスの響きがいい。サラ・ブライトマンの声がいい。
本の中では、ノスタルジックなヴォーカルにいいとの説明があったが、そのとおり。
古いモノーラルのエディット・ピアフが、サラ・ヴォーンが、温かく語りかけてくる。
このイヤホンは、これからしばらくお気に入りになりそうだ。


※追記(ほぼ1年使っての感想)
いまは、これを専門に聞いている。イヤホンは他に、1万円以上したBA型など
いろんなメーカーの物を持っているが、この「Piano Forte」がいちばん聴きやすく、落ち着く。
もうこれで十分、これ以上は必要ないという気持ちになった。
カナル型の圧迫感がないのが非常にいい。耳の痛いのは慣れるので、問題ない。

なお、音楽プレーヤー本体を落としてしまいそうになるとき、イヤホン本体とコードの
接続ハンダ付け部に圧力がかかってコードが外れたらよくないと思い、イヤホン本体から
コードが出ている部分の隙間にエポキシを流し込んだ。ガタツキがなくなり、なかなかいい。
もしこれが壊れたら、本物の市販品をぜひ買おうと思っている。


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