「バーソは自由に」

考え方はいろいろあるから面白い。

 ポルシェのカタチには、先進と継承が協調している。 

先日「ル・マン24時間レース」の中継があったので、少しだけ観た。
トヨタはハイブリッド車2台を出し、上位を争ったが、事故などでリタイア。
日産はステルス機みたいな3輪車風の意欲車を出したが、接触リタイア。
ニッサン・デルタウイング(1600cc ・公称300ps ・車重475 kg)
deltawing a
結果は、ドイツのアウディが非常に安定していて、総合優勝を遂げた。

番組で、元ル・マンドライバーの日本人解説者が、こんなことを言っていた
「自分が出た当時のル・マンでも、ポルシェが多数走っていたが、
今も同じ形をしたポルシェが走ってる。そんな車はポルシェだけ。
RR車は後ろが重くてバランスが悪いのに凄いことだ」

※RR=エンジンを後車軸の後ろに置いて後輪を駆動する方式

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ポルシェはなぜ基本形を変えないのか? 
そこには「新しさ」と「古さ」に対する人間の意識が表れているように思える。
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 『十戒』は戒律ではない。人間への期待であり信頼である。 

昔、『十戒』という映画がありました(1956年製作・アメリカ映画)。
「古い奴だとお思いでしょうが」・・・鶴田浩二
「古い話で恐縮だけど」・・・萩原健一 
「つい二三日前にもテレビの番組欄に出てましたよ」・・・バーソ^^)

監督はセシル・B・デミル。左右に分かれた紅海の底をイスラエル人が
渡って逃げるシーンは有名で、当時の大スペクタクル映画でした。

十戒の絵

主役はチャールトン・へストンという面長の俳優。
「ミケランジェロが作った聖書中の人物像にそっくり」だったので、
デミル監督は、彼をモーセ役に抜擢したのだそうです。
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モーセは東洋人なのに、西洋人の顔から選んだ
というのがちょっと興味深いですね。

ちなみに、現代のユダヤ人が白人種の顔に見えるのは、
紀元8世紀頃、黒海北方に存在したアーリア系白人国家
「ハザール汗国」の末裔だから、という説があるようです。

で、今回は『十戒』の話から始まって、日本の社会を良くする話です。

 「オウム」は問題だが、信者には哀れな一面もある。 

昨年暮れだったか、オウムサリン事件の平田容疑者が自首した
と思ったら、6月3日、菊池直子が出頭してきた。

写真を見ると、眼も眉も頬も感じが違っていて、まるで別人だ。
すれ違っても分からないだろう。
付き合っていた人が、分からなかったと言っている。
_ _ _

「オウムサリン事件」があったのは17年前の1995年
当時は職場が築地。駅の周辺には、大勢の警官、パトカー、白バイが集合し、
交通が完璧に遮断整理され、恐ろしく物々しい雰囲気だったのを覚えている。

亡くなった方々、病気になった方々、関係者の方々は、本当にお気の毒だ。
被害者の方々には慰めの言葉もない。
長野の河野義行さんが、サリンで意識不明に
なった奥さんを優しく看病する姿はいまも目に焼き付いている。

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しかし、そのオウムの信者も、ある意味では、被害者ではないだろうか・・・。

以下は、某キリスト教団で長年熱心な信者だった私バーソの個人的感想である。
(注:わたしは大望生活はしていますが、逃亡生活はしておりません)

 ブリューゲル《反逆天使の墜落》は、愛の思考を示してないか。 

初めて『横浜美術館』に行った。
みなとみらい にあり、道路は広く、気持ちのいい場所にあった。

見たのは「マックス・エルンスト」コレクション展(6月24日まで)。
初めて知った名だが、細密な版画から、シュルレアリスムの大きな絵まで、
緻密な迫力感が面白かった。
コラージュは、横尾忠則の初期の作品を思い出した。

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マックス・エルンスト《ユークリッド》1945年 65×59cm 油彩

帰りに館内のショップに寄ったら、
ガラス戸棚の「フィギア」がふと目に留まった。
光沢感のある艶っぽい赤に気をそそられ、つい衝動買い。5250円・現品限り。

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今回は、この「フィギア」の解き明かしがテーマです。


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